コース: Photoshop ポートレートレタッチ講座

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青白い肌を明るく健康的に

青白い肌を明るく健康的に

このレッスンでは、本来の色味とは異なる 肌の色で撮影されてしまった写真を Camera Raw フィルターで 本来の肌の色になるように補正をします。 この写真は曇天の下で撮影したために 顔が青白く暗く、 またピントもあまい状態です。 このような写真を Camera Raw フィルターの各調整で このように肌の色も健康的に、 目、鼻、口などのパーツも はっきりと見えるようにします。 まず Camera Raw フィルターを かける前に、 あとから柔軟に編集が可能な スマートオブジェクト化をしておきます。 背景を右クリックして、 「スマートオブジェクトに変換」を選びます。 レイヤー名をダブルクリックして レイヤー名を「人物」に変更します。 「フィルター」メニュー> 「Camera Raw フィルター」を選びます。 別途、調整画面が開きます。 まず「基本補正」をクリックしてみます。 Camera Raw フィルターが写真を解析して、 一番適したと判断した 明るさやコントラストに調整します。 白飛びが起こらない程度で 明るくコントラストも高くなりましたが、 まだ青白さが残っているので 「色温度」のスライダーを 少しだけ右にドラッグして高めると、 青みが解消します。 ここでは 10 にしました。 もう少し顔の血色を良くしたいので、 「自然な彩度」のスライダーを 右にドラッグしていきます。 ここでは 38 に設定して 地味な肌の色を優先的に 程良く鮮やかにしました。 肌の白い部分が広いので 「ハイライト」の数値を下げます。 ここでは -40 にしました。 また写真のもっとも暗い部分を調整する 「黒レベル」の数値を上げて 25 にすると、顔の陰の部分が明るくなり 表情も明るく見えてきます。 まだ白目の部分が青くなっているので 青みを取り除きます。 「HSL / グレイスケール」パネルを開いて 「彩度」を開きます。 ここで「アクア」のスライダーを 左にドラッグして -100 に。 「ブルー」のスライダーを 左にドラッグして -83 に下げると、 青みだけを減らすことができました。 ここまでで色の補正ができましたので、 補正前と補正後の 「ビューを切り替え」ボタンをクリックして 補正前と補正後を比較してみると、 これだけ明るく健康的な肌の色になりました。…

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