コース: Photoshop ポートレートレタッチ講座

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明るすぎる写真を修復

明るすぎる写真を修復

このレッスンでは、人物写真の基本的な 明るさを調整する方法を解説します。 具体的には明る過ぎる人物の写真を Photoshop の Camera Raw フィルターで明るさを抑えて 色を復元します。 フリンジの軽減やシャープさも加えて 暗い部分をはっきり見せます。 人物写真を撮影している時 撮影場所の明るさに影響されてしまい 明るく写り過ぎて白っぽく なってしまうことがあります。 人物の背景が、人物よりも暗かった場合 暗い部分に露出を合わせると 人物の部分が明るくなってしまって 白飛びが起こってしまいます。 また、白飛びは黄色などの 余分な色が含まれていたり 肌のてかりなども生じてしまいがちですが そのような場合でも Photoshop を使えば 明るさを適正にするだけでなく、 不要な情報も綺麗に除去することができます。 ただ、この写真のように極端に明る過ぎる場合 JPEG 画像では 救出できないことがあります。 ここでは JPEG よりも色の情報が 多く含まれている RAW データを TIFF に変換した画像を使って 修復していきます。 明るさ・暗さ・偽色などの修正をするには 一括で行える Camera Raw が適しています。 フィルターとしての Camera Raw を使用するので 元の写真のレイヤーを スマートフィルター用に変換をして 後から何度でもやり直せるようにします。 「フィルター」メニューから 「スマートフィルター用に変換」を選びます。 ダイアログが表示されたら OK をクリックします。 もう1度「フィルター」メニューから 「Camera Raw フィルター」を選びます。 別途調整用のウィンドウが開きます。 ヒストグラムを見ると 山型が右側に大きく傾いていて 右上の「ハイライトクリッピング警告」の 部分をクリックすると 白く明る過ぎる部分が 赤くマークされています。 この部分が少なくなるように 「露光量」のスライダーを 左にドラッグしていきます。 写真全体の明るさを抑えます。 ここでは -1.5 に設定をしました。 明るくすることで、ぼんやりと 平坦なイメージになったので 「コントラスト」を高めます。 ここでは、27 に上げました。 「シャドウ」のスライダーを左にドラッグして -20 に設定すると暗い部分が濃くなり、 また「白レベル」の…

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