コース: Python:データ構造

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リスト内包表記を使う

リスト内包表記を使う - Pythonのチュートリアル

コース: Python:データ構造

リスト内包表記を使う

リスト内包表記を使うと for ループで記述するような 処理を1行で簡潔に書くことができます。 これがリスト内包表記です。 イテラブルであるリストから 要素をひとつずつ変数に取り出し、 式で処理します。 結果を 値のリストとして返します。 プログラムで見ていきましょう。 lst_01 に 0から9までの 数字を入れた リストを作成します。 このリストを リスト内包表記で処理します。 lst_01 から要素の値を変数 i に取り出し、 ixi の結果を lst_02 に入れます。 実行してみましょう。 0,1,4,9,16,25 と 2乗した値が lst_02 に 作成されていることがわかります。 これだけだと リスト内包表記のメリットが あまり感じられないかもしれません。 リスト内包表記の中には if による式を記述することができます。 例えば lst_03 に リストを作成する このリスト内包表記の中では i の値を 2で割った余りを求めています。 i の値が偶数の時、 2で割った余りは0となりますので if 式は false を返します。 奇数の時に true を返すので、 lst_03 には 奇数を2乗した値が 作成されることになります。 実行結果は 1,9,25,49,81 と なっています。 このようにリスト内包表記で書ける ループ処理は リスト内包表記にした方が プログラムがすっきりして 良いと思います。

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