リストのメソッドを使う - Pythonのチュートリアル

ミュータブルであるリストは、 タプルに比べ、 多くのメソッドを持っています。 代表的なメソッドを見ていきましょう。 append メソッドは、 リストの末尾に値を追加します。 insert メソッドは、 リストの指定した位置に 値を追加します。 pop メソッドは、 リストの特定の要素を削除します。 index メソッドは、 リスト内で指定した値を持つ 要素のインデックスを返してくれます。 sort メソッドは、 リストを並び替えます。 リストそのものを並び替えます。 reverse メソッドは、 ソートに似ていますが、 リストを逆順に並べ替えます。 copy メソッドは、 リストをコピーします。 では、実際のプログラムで 見ていきましょう。 まず append メソッドを 試してみます。 lst_01 という リストがすでにあり、 lst_02 という リストを作っていきます。 for...in 文で、 append する前に、 lst_02=[ として、 空のリストを作ります。 そして、lst_01 から 順に値を取り出し、 二乗して、append していきます。 そして print lst_02 という形で、 リストの値を出力します。 試してみましょう。 一番上の出力です。 lst_02 は、 ０，１，４，９，16 という ０，１，２，３，４，５， ６，７，８，９ という list の値を二乗した、 値のリストとして作成されています。 次に insert メソッドです。 insert メソッドは、 ２つの引数を取ります。 第１引数が、 挿入する位置です。 そして、第２引数は、 挿入する値です。 lst_02 に、挿入しています。 ０，１，４，９ というリストの ３番目に６を追加しているので、 ０， １，４，６，９ というふうに ６が追加されています。 次に、pop メソッドは 値を削除します。 pop メソッドの引数は、 インデックスです。 インデックス３の値を削除しているので、 ０，１，４，９ と、 追加した６が削除されています。 sort メソッドは並び替えです。 キーワード引数 reverse に true を指定すると、 降順に並び替えることができます。 英語で言うと、 descending ですね。 降順に並び替えた結果、 81，64，49 と…