コース: プロジェクトマネジメントの基礎

離れた場所で活動するチームを管理する

コース: プロジェクトマネジメントの基礎

離れた場所で活動するチームを管理する

何かの組み立て方を 電話で説明する場合は 相手の様子を見ることができませんね。 地理的に分散した プロジェクトチームを管理する場合も 同じことが起こります。 遠距離のメンバーとは対面で 話す機会もあまりないため メンバーの管理は 難しくなります。 仮想チームの管理には 優れたコミュニケーションが不可欠です。 メンバーが同じ場所にいない場合は 相手の発言を正確に理解するのが難しく 誤解が生じやすくなります。 ビデオ会議でもしない限り 仕草や表情を読み取ることもできません。 時差のある地域に メンバーがいる場合は 電話会議をいつ開催するかを 決めるのも一苦労です。 こちらの深夜や早朝に 働いている場合もあります。 日時の調整ができたら 電話会議を開いて チーム内でどのように コミュニケーションをとるか 話あいます。 簡単ではありませんが、 遠距離でも関係を築くことはできます。 近くにいる同僚とコミュニケーションを 取る時のスキルを当てはめましょう。 相手をサポートし、理解し、 尊重します。 相手を思いやり、障害を 乗り越えられるよう手助けします。 いい仕事をした時は 必ず感謝の思いを伝えましょう。 仮想チームでは誤解など コミュニケーションの問題で 対立が起こりやすくなります。 対立の解消は簡単ではありません。 仮想チームではなおさらです。 仮想チームで対立が起きた時には 電話かビデオ会議で対処しましょう。 メールは冷たい印象になり 微妙な話し合いには不向きです。 誤解が深まる可能性もあります。 今回は仮想チームを 管理する時に起こりうる課題と その対処方法を紹介しました。 時と場合に応じて適切な コミュニケーション手段を選びましょう。

目次