コース: プログラミングの基礎:データベース

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WHERE句で検索条件を指定する

WHERE句で検索条件を指定する

このレッスンでは WHERE句を使って 検索条件を指定する方法について 説明します。 SQLのクエリで 検索条件を指定する場合の構文は、 このようなものです。 「SELECT」列名、「FROM」テーブル名、 「WHERE」検索条件。 特定のテーブルに対して WHERE句を書くのは 従来のプログラミング言語で if文を書くのに少し似ています。 検索条件の部分が 真の行を取得することができます。 例えば「Employee」の「LastName」が 「鈴木」になっている行を すべて選ぶ場合には、 このように記述します。 検索条件に指定する列が 文字列型の場合には 比較する文字列を一重引用符で囲みます。 多くの汎用プログラミング言語とは異なり SQLは文字列を 二重引用符ではなく 一重引用符で囲みます。 一重引用符と二重引用符の どちらで囲んでもかまわない DBMSもありますが、 一重引用符のみを許可する DBMSも存在するので 注意してください。 またC言語ベースの プログラミング言語のように 比較に二重等号を 用いないように注意してください。 SQLで等しいかどうかを比較するのは 単一等号を使用します。 数値をチェックする場合、 例えば「EmployeeID」などは 引用符は必要ありません。 特定の値と等しいかどうかを 直接比較します。 給与、ここでは 「Salary」という列名ですが、 給与のように多い/少ないがある場合には 比較演算子を使って 大小比較をすることができます。 比較演算子は「より大きい」、 「より小さい」、 「以上」、「以下」、 「等しくない」があります。 ですから「Salary>50」で 給与が50万円以上の行を取得します。 またWHERE句では 複数の条件を組み合わせるために ANDまたはORという 演算子を使用することもできます。 C言語ベースの言語とは異なり ANDやORというキーワードを記述するので 注意してください。 AND演算子は 両側の式がともに真である時に 真を返します。 したがってこの場合は Salaryが50を超えていて、 かつDepartmentの列が 「営業」に等しいとします。 OR演算子は 両側の式のどちらかが 真の時に真を返します。 ですからこの場合は Departmentの値が 「営業」と等しいか、…

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