コース: プログラミングの基礎:データベース

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

複合主キーを使用する

複合主キーを使用する

このレッスンでは、 複数の項目を組み合わせて主キーを作成する 複合主キーについて説明します。 主キーのオプションに 「複合主キー」と呼ばれるものがあります。 これは「コンポジットキー」とも 呼ばれます。 複合主キーは、 1つの項目を主キーにするのではなく、 2つ以上の項目を組み合わせて 主キーを作成するものです。 少し分かりづらいので、 例を挙げてみましょう。 出版会社で 高等学校の年鑑を扱うとしましょう。 この一覧には、 一意に行を決めることのできる主キーは 存在しません。 ここにはユニークなものはありません。 学校名が繰り返され、 年も繰り返されています。 ページ数はユニークかもしれませんが、 それはたまたまです。 同じ値になる可能性があります。 主キーとなる列は重複することは許されず、 必ず一意になります。 ですから、この場合、学校名も年も 主キーにすることはできません。 けれども、それらを組み合わせて 主キーにすることはできます。 毎年、学校ごとに年鑑を作成するとすれば、 高校の年鑑は各学校で 年ごとに作られるので、学校名と年で 行を一意に特定することができます。 湘北高校は、2018年と2019年で 複数の行がありますが、 2018年の湘北高校は1つ、 2019年の湘北高校も1つです。 同様に、陵南高校も 2018年、2019年、2020年は 別々に選ぶことができます。 これは正当な主キーで、 「複合主キー」と呼ばれます。 複合主キーは、 2つ以上の項目で構成されています。 この場合、複合主キーを使用するよりも 代理キーを用いる方が 便利な場合もあります。 代理キーを作成するのには、 例えば「年鑑番号」という列を 新たに追加します。 そして自動的に整数を生成するように 設定します。 けれども、複合主キーも 便利なテクニックであり、 よく使われています。 このレッスンでは、 複数の項目を組み合わせて 主キーを作成する複合主キーについて 説明しました。

目次