コース: プログラミングの基礎:データベース

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主キーとは

主キーとは

このレッスンでは、テーブルの行を 一意に識別するために使われる 主キーについて説明します。 関係データベースのテーブルには 「主キー」が必要です。 主キーを使って テーブル内の行を特定します。 主キーは「プライマリーキー」とも呼ばれ、 「行を一意に 識別することのできる列」のことです。 一意とは、重複がなく、 ただ1通りに定められるということです。 つまり、主キーに指定された列には 行ごとに特定の値が記述されています。 たとえ100万行あっても、 その列に同じ値が 2回以上、出現することはありません。 もし、同じ値を2個以上記述してしまうと、 データベース管理システムは それを許可せず、 書き込むことができないのです。 一方、主キー以外の列は 同じデータを いくつ書き込んでもかまいません。 もう少し具体的に説明してみましょう。 つまり、主キーに指定された列には 行ごとに特定の値が記述されています。 たとえ100万行あっても、 その列に同じ値が 2回以上、出現することはありません。 もし、同じ値を 2個以上記述しようとすると、 データベース管理システムは それを許可せず、 書き込むことができないのです。 一方、主キー以外の列は 同じデータを いくつ書き込んでもかまいません。 もし、このテーブルで 「名」を主キーにするのならば、 「一郎」という名前の従業員を 1人だけ登録することができます。 また、「入社日」を主キーにすると、 入社日が「2006年4月1日」の従業員は 1人に限られます。 仮に、このテーブルに 一郎という名の従業員が 1人しかいないとしても、 「名」を主キーにすべきでないのは 明らかですね。 同じ名前の従業員を入社させることが できなくなってしまいます。 通常は社会保障番号など、 各行を一意に識別できる列を 主キーに指定します。 もし、既存のデータに 一意的な列がない場合には、 顧客番号や製品ID、 従業員IDなどの固有の列を追加します。 そして、その列を主キーに指定するのです。 社会番号や書籍のISBNなど、 初めから主キーになりえるキーが テーブルに含まれる場合、 それを「自然キー」、 あるいは「ナチュラルキー」と呼びます。 自然キーが存在しない場合に列を追加し、 連番などの 一意の値を与える場合があります。 これを「代理キー」、…

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