デスクトップデータベースとは - SQLのチュートリアル

このレッスンでは 手軽に小規模のデータベースを 構築することのできる デスクトップデータベースについて 説明します。 データベース管理システムは いくつかの種類があります。 その中で最もシンプルで扱いやすいものは 「デスクトップデータベース アプリケーション」です。 これは自分のPCにインストールして 使用します。 これらは主にプロのデータベース開発者を 対象にしていません。 パソコンを日常的に使用している パワーユーザーとビジネスユーザーを ターゲットにしています。 データベースの構築と使用を 同じアプリケーションで行います。 多くのデスクトップデータベースが 存在しますが、 代表的なものは「Microsoft Access」と 「FileMaker」です。 ほかにも「OpenOffice Base」など、 オープンソースのDBMSも存在します。 Accessは MicrosoftのWindows上で動作する 関係データベース管理システムです。 Microsoft Officeスイートの一部であるため あらゆる所に使用されています。 FileMakerは FileMaker社が開発している クロスプラットフォームの データベース管理システムです。 もともとはMac用のDBMSでしたが、 現在はWindows、iPhone、iPadなどにも 対応しています。 OpenOffice Baseは オープンソースのオフィススイートである OpenOfficeに用意されているDBMSです。 無料で使用することができます。 これらのソフトウェアの長所としては 以下のようなものが挙げられます。 PCに簡単にインストールすることができ、 サーバーは必要ありません。 使用方法が簡単であるため データベースについて 多くのことを知っている必要はありません。 Starter Solutionやテンプレートが用意され データベースの構築の手伝いを してくれます。 テーブル作成やデータ入力のための ユーザーインターフェースデザインツールを 提供しています。 レポート作成ツールが提供されており テーブルから手軽にレポートを作成し 印刷することができます。 これらの長所から 顧客管理や資産管理を目的に ビジネスシーンで多くのエンドユーザーが デスクトップデータベースを 利用しています。…