コース: プログラミングの基礎:データベース

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NoSQLデータベースについて

NoSQLデータベースについて

このレッスンでは SQLを使わずに操作する NoSQLデータベースについて説明します。 NoSQLは「Not only SQL」。 つまりSQLを使わずに操作する データベースと解釈されます。 NoSQLはここ数年にわたって 人気が高まってきています。 ひと言にNoSQLといっても 多くのカテゴリがあります。 関係データベースの場合は 例えばOracleのあとにSQL Server、 またはDB2のあとにMySQLのように いずれかを使えれば他の関係データベースに すぐに移行することができます。 けれどもNoSQLは 互いに類似しているとは限らず あるNoSQLを知っているからといって 別のNoSQLに すぐに着手できるわけではありません。 お互いに非常に異なっています。 単に伝統的な 関係データベースでないことだけは 共通しています。 ここには挙げられていませんが XMLデータベースも NoSQLデータベースの一種に分類されます。 NoSQLデータベースに共通する 最も一般的な特徴は SQLを使用しないということです。 例外はありますが、 通常テーブルにデータを格納しません。 データ間の関連は通常はありません。 大抵はACID特性に基づかずに 設計されています。 通常これらは 正式なデータスキーマを必要とせず 柔軟性があります。 Web環境で開発されるものが多く、 また大規模開発を志向し、 オープンソースのものが多いのも特徴です。 NoSQLデータベースには さまざまな種類があります。 例えばCouchDBと MongoDBのカテゴリに属するNoSQLは ドキュメント志向データベースです。 これらはRDBMSのように 列と行の単位ではなく ドキュメントと呼ばれる 構造的データの集合を コレクションとして管理します。 このドキュメントは Word文書やPDFのようなものを 意味するのではなく 独自のスキーマを記述する 自己完結型のデータです。 実際に格納する形式は XMLでもJSONでもかまいません。 データベースに 新しい文書を追加するだけです。 代表例は「CouchDB」と「MongoDB」で どちらも非常に人気のある NoSQLデータベースです。 キーバリューデータベース、または 「Key-Value Store」というカテゴリも あります。…

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