コース: PythonでExcelデータを処理する

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セル範囲に値を書き込む

セル範囲に値を書き込む

セル範囲に値を書き出す方法を 説明します。 for...in 句に、 range 関数を組み合わせて、 行列に値を展開します。 このプログラムでは、 lst_x と lst_y、 2つのリストのそれぞれの要素を 掛け算した結果を、 シートに書き出します。 どのような結果になるのかから、 先に見ていきましょう。 lst_x の値が、 1行目に書き出されています。 そして、A 列には、lst_y の値を 書き出します。 そしてこの2つのリストの各要素の 掛け算結果を、2行目、2列目から 順に書き出していきます。 いったん閉じます。 そのプログラムがこちらです。 掛ける数は、lst_x に入っています。 列番号を生成している range 関数では、 2から始め、len の lst_x、 len 関数を使って、 lst_x の要素数を取得して、 それに2を足し、 列番号を生成しています。 そして、セルの1行目、 col_no の差数列に、 lst_x の各要素の値を 代入していきます。 col_no -2 とすることで、 lst_x の0番目の要素から 順に代入しています。 縦方向は lst_y を使います。 行ナンバーとして、2から len の lst_y、 これで lst_y の要素数を取得して 2を足しています。 そしてセルの row_no が 示す行、そして1列目に lst_y の各要素を 順に代入しています。 そして、2行目2列目以降に、 lst_x と lst_y の各要素、 0番目からの各要素の 掛け算の結果を代入します。 row_no は、2行目から始め、 lst_y の要素数+2です。 この手前まで繰り返します。 col_no、列番号は2から始め、 len の lst_x の 要素数+2の 手前まで繰り返します。 そして、sample4_2 として 保存します。 実行結果は、先ほど見ていただいたように、 このような、掛け算の表が 作成されるわけです。 lst のインデックスと Excel の行番号、列番号を 関係付けたところが、 このプログラムの 少しわかりにくいところかもしれません。 でも、その目的は、 使用する変数を抑えることです。

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