列を削除する

列を削除する場合も、当然ですが、 計算式の調整が必要になりますね。 見ていきましょう。 delete_col.py です。 sample3_1_new.xlsx です。 このファイルは、 先ほど列を追加して 計算式を右側にずらした Excel のファイルです。 delete_cols メソッドで、 列を削除することができます。 引数に５を指定しているので、 先ほど追加した空白列が 削除されます。 その後、左方向に式をずらしていきます。 ["E50"].value として、 sum の E2 から E49 を 指定しています。 具体的にシートを見てみましょう。 この列を削除します。 で、F 列に現在設定されている 銅メダルの縦計の式を E 列に入力するわけです。 そして、for...in 句を使って、 iter.rows メソッドで 各行を取得し、 row[5].value として、 f 文字列を使って SUM 計算式を入れていきます。 つまり、E 列が削除されるので、 F 列 に、C から E 列のメダルの数を 集計する計算式を入れていくわけですね。 f 文字列に =sum (C そして変数を置き換える 中括弧を入力して、 row[0].row、 これは行番号を返します。 から、E の中括弧の row[0].row、 このようにして、 各行の C 列から E 列を集計する SUM 計算式が、文字列として、 row[5].value に 設定されていきます。 そして、sample3_1_new を、 save して保存します。 いったん閉じて、実行しましょう。 F 列に、SUM 計算式が入っています。 縦計も、C 列、D 列、E 列に 設定されています。 コードは省略しますが、 delete_cols メソッドにも、 delete_rows メソッド同様に 引数を２つ指定して、 複数列を削除することができます。 また、これまで見てきた insert_rows メソッドや、 insert_cols メソッドでも、 引数を２つ指定して、 複数行、複数列を追加することができます。