コース: PythonでExcelデータを処理する

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文字の配置位置を指定する

文字の配置位置を指定する

セルでの文字の配置位置の 指定方法を説明します。 横位置では左揃えや中央揃え、 右揃えや均等割り付けが一般的ですね。 縦位置では上詰め、中央揃え、 下詰めが多いでしょうか。 プログラムで 設定する例を見ていきましょう。 set_alignment.py です。 文字の配置位置を指定するために、 openpyxl.styles パッケージから Alignment クラスを インポートします。 sample5_1 の塗りつぶしシートに 文字の配置位置を設定していきます。 B1 セルから F1 セルが対象です。 どのようなシートか確認しましょう。 B1 セルから F1 セルです。 horizontal、 これが横位置、水平方向ですね。 left、center、right、 distributed は 均等割り付けです。 B1 から F1 に設定しています。 vertical、これが縦位置ですね。 垂直方向です。 bottom、center、top、 下詰め、中央、上詰めです。 E1、F1 も bottom、center を 指定しています。 そして、sample5_1_new として 保存します。 実行して結果を見てみましょう。 B1 から F1 の文字列が、 指定した方法で配置されています。 横方向と縦方向ですね。 distribute にしたところは、 均等に割り付けられています。 5のプログラムでは、 Alignment クラスに引数を渡して オブジェクトを生成していますが、 これまでのプログラムと違い、 それを変数に入れるのではなく、 直接セルの Alignment プロパティに 渡しています。 このように生成した Alignment オブジェクトを 使い回す必要がなければ、 変数にはせずに 直接プロパティに代入しても構いません。

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