コース: Pro Tools 基本講座

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ディレイ使用の例

ディレイ使用の例

このレッスンでは ディレイの使用例について解説します。 はい、ディレイはですね、リバーブと同じく 空間系と言われる 響きを作り出す系のエフェクトなんですが リバーブがどちらかと言えば 自然な残響ですね、に近いのに対して ディレイはですねもう少し違った キャラクターになっています。 リバーブの音はどちらかと言えば ぼやけてですね、にじんだ残響なんですが ディレイは山びこ、それがさらにですね はっきりしたように 元の音がかなり形をとどめて跳ね返ってくる そんな効果になっています。 ではですね、今「multi」という セッションを開いています。 はい、じゃあこの演奏の中で 「multi 05」というトラックですね そこをソロにしてみます。 はい、で音をちょっと聞いてみると、 こんな感じの電子音が入っています。 今、何にもエフェクトは かかってない状態です。 はい、じゃこちらにですね ディレイをかけてみましょう。 はい、じゃ「インサート」の中から はい「Delay」ですね 「Mod Delay III」という やつをかけてみます。 はい、こちらをかけて そしてこの「DRY」「WET」ですね これ真ん中ぐらいにして 原音とディレイ、 つまり遅れて返ってくる音ですね それを混ぜてみます。 はい、このままちょっと聞いてみると、 はい、元の音とちょっと遅れてきた音が 折り重なって 聞こえ方が変わってきましたね。 はい、で今の状態ではですね ここの数字ですね 250.0ms 遅れた音が そのまま返ってきているだけなんですが そこにこのフィードバックというところ この数字を増やしていくと 1回返ってきて終わりじゃなくて 繰り返して何回も何回もですね 残響が返ってくるようになります。 はい、こうやるとだいぶ変わります。 はい、どんどんですね余韻が長く このフィードバックの値を増やすことで かかっていきます。 そして同時にこの「 LPF」 ローパスフィルタというのを 設定しておくと 折り返してくる音がですね 少しずつ音がこもっていくので マイルドな感じになります。 こんな感じですね。 はい、でディレイの場合ですね 単純に響きを付けるだけではなく この元々の曲のテンポと合わせることで 音楽的なフレーズを作るのに使う なんてことが非常に多くなっています。 はい、じゃですねここの下の部分…

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