コース: Pro Tools 基本講座

オートメーションの記録 - Pro Toolsのチュートリアル

コース: Pro Tools 基本講座

オートメーションの記録

このレッスンでは オートメーションの記録について 解説します。 Pro Tools の中では 例えばミキサーのレベル調整やパンの調整 そしてエフェクトのパラメーターなど 様々な要素をオートメーションの 機能を使って自動的に 動かすことができます。 例えばマウスでリアルタイムに フェーダーを動かしても1個ずつしか できないですが オートメーションですね。 繰り返し記録することで すべてのフェーダーがリアルタイムに 適切な形でボリューム調整される。 そのような使い方ができます。 ではちょっと簡単に記録してみましょう。 まずサンプルのセッションですね。 multi というセッションが 立ち上がっていますが こんな内容になってます。 再生してみましょう。 ♪(電子音楽)♪ こんな形で複数のトラックに 音が入っているんですが 今全部のパートが 出っ放しになってます。 例えばこれでパート抜いてみます。 ♪(電子音楽)♪ 例えば最初はこの ドラムとベースだけ出しておいて だんだん ♪(電子音楽)♪ こういったフレーズが フェードインして入ってくる。 そんなふうな曲に仕上げたいな と思ったとします。 こういったものは オートメーションを使って 行うことができます。 ではこっちの4と5のフェーダー 下げておいて そして先頭から再生しながら オートメーションを記録していく。 オートメーションを記録するときには この部分ですね。 Auto となってます。 こちらを使います。 では今オートメーション read、記録してあるものを 読み取るモードになっています。 ではこれを write にします。 書き込みのモードになりました。 注意なんですが オートメーションの記録する時に 使うのは、 この録音ではなくて 普通の再生です。 再生を行いながら このオートメーションが オンになってるチャンネル そちらに加えられた操作を 記録していくといった形になってます。 ではやってみましょう。 では再生を開始して このフェーダーをだんだん 上げて行ってみます。 ♪(電子音楽)♪ ここまで出しましょう。 今だんだんゆっくりと ボリュームが上がってくる様に この4番のフェーダーを 上げていきました。 ではここ、今度は read に変えます。 これで読み取りになりました。 そしたら再生位置 先頭に戻してみると いかがでしょう。 さっき進めて行ったら フェーダーが上がっていったのが 先頭に戻ったら 0になりました。 さっきは先頭の位置では フェーダーの位置0だったので それに従った形ですね。 では再生してみます。 ♪(電子音楽)♪ こんな形で さっき手動で動かしたのと同じタイミングで フェーダーが上がってきました。 こちらはトラック上で 位置を変えていくと ちゃんとその位置に 従ったところにフェーダーが動く、 そういった形になってます。 そして加えて他の もう1個のパートもやりたい といったような場合には一緒です。 read にしておけば さっき記録したのは 普通にサインアウトされるので 改めて今度記録したいところ こちらは write にしておいて またスタートします。 ♪(電子音楽)♪ こんな形で記録して また read にしてみると ♪(電子音楽)♪ こんな形で記録した通りに フェーダーが動いていく。 こうやって記録して読み取る ということができます。 まずは一番基本的な この write と read ですね。 その部分を基本として 覚えておいてください。

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