コース: 職場でのハラスメントを防ぐには

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ハラスメントのリスクに気づく

ハラスメントのリスクに気づく

私は幹部のコーチングもしていますが、 誰でもコーチするわけではありません。 雇用主にとって リスクの高いふるまいをする、 高リスクなリーダーのコーチングが 専門です。 私は、雇用主がリーダーの行為に 脅威を感じた時に呼ばれます。 訴えられることを懸念して 雇用主が行為をやめさせたい時や、 敵対的職場環境の申し立てがあり、 調査で裏付けが取れなかったものの 放置していてはリスクが大きいと 判断された時などです。 しかし、そこまでリスクが高くなるのを 待つ理由があるでしょうか。 そこに至るまでには、 たくさんの兆候があります。 度を越えてしまう前に、 リスクの高い社員を 見極める方法を説明しましょう。 リスクは些細なことから検知できます。 ハラスメントには領域があると話しました。 左端は不適切なふるまいでした。 受付係にセクシーだと言ったり、 男性に女性のようにふるまうな と言ったりすることです。 人は誰でも過ちを犯しますが、 このような発言が頻繁にあるようなら、 すぐに対処しないと、 その人は破滅への道を進むことになります。 良くない行為には、 あなたが対処しなければなりません。 自身のふるまいがどのような影響を もたらすかを理解させ、 変わるための戦略を立てるために、 私のようなコーチをつけたり、 組織内の人物をメンターにして、 その人から学べるようにしたりします。 時には、降格や解雇などの結果に つながるという話をするだけでも 効果がある場合もあります。 説明したように、すぐに対処しないと、 不適切なふるまいを 許容すると示すことになり、 雇用主にとってリスクが 高い状況になります。 組織に目を向けることで リスクを検知することもできます。 ある男性は部下の業績管理に 苦労していました。 コーチングを通じて、彼は部下を 効果的に管理するための支援を 上司から受けていないことが分かりました。 そのせいでリスクの高い行動を していたのです。 私はコーチングの対象を CEO に切り替えて、 人事部による業績管理システムの 構築を促しました。 事実、私がコーチングした人は皆、 問題の一部が組織そのものに あることが判明したのです。 リスクの高いふるまいには原因があります。 組織という背景があって 起こることなのです。 上司からひどい扱いを受けたことを…

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