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ファイルの準備
このレッスンでは VR ビデオ編集を行う前の ファイルの下準備について解説します。 多くの VR 撮影に対応したカメラでは 撮影したそのままのファイルを いきなり Premiere に読み込んで 編集するということはできなくなっています。 正確に言うと ファイルとしては開けるんですが 画像の内容、それを一旦専用の ユーティリティで調整しないと 編集できないという状態になっています。 例えば、ここに開いているのは THETA で撮影した、 そのままの無加工のファイルです。 見て頂くと、この様な丸い映像が 2つ並んでいる状態となっています。 これ全体としては 横が 1920、縦が 1080 の フル HD の映像なんですが その中の一部だけが使われています。 これが THETA についている 2枚のレンズそれぞれの映像が 分かれている状態で これを1個に繋げなければいけないですが そういった作業自体は Premiere で行えなくなっています。 THETA の場合には,専用の ユーティリティが配布されています。 これですけど、 THETA の Website theta360.com の中の 「ダウンロード」 ここに行くと パソコン用アプリケーションとして Windows 用、Mac 用 それぞれが配布されているので それをダウンロードしてインストールすると この様な形で ユーティリティのソフトが インストールされます。 そこに、この今 2つの円になっている形式の元のファイル、 それをドラッグ&ドロップすると 自動的に変換が始まります。 保存先だけ指定されるので 「開始」とやると 変換が自動的に行われて 最終的にこの様な映像になります。 これが先程、2つの丸になっていた映像を THETA のユーティリティで 処理した後の映像です。 非常に広い範囲の パノラマの映像になってますけど これは完全に、もうこっちの端っこと こっちの端っこがつながっている シームレスな状態となっています。 この形、この展開された後の形は イクイレクタンギュラー方式 正距円筒図法という方式で 描かれた映像になっているんですけど この形にしてから後でないと Premiere で編集は行えません。 THETA の場合には この配布されている専用のユーティリティ そしてカメラによっては…
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。