正方形の映像を出力する - Premiere Proのチュートリアル

Premiere あるいは Media Encoder から 出力される動画ファイルのアスペクト比、 これは 16：９が デフォルト（基本）です。 この他ですね、場合によっては、 違ったアスペクト比が 必要なときもあります。 ところがですね、 アスペクト比を変更するこの作業は、 とても大変なんですね。 そこで、Premiere では、 もっと簡単にアスペクト比を変更して 出力する機能があります。 まず、アスペクト比の変更なんですけども、 デフォルトは 16：９です。 現在、編集中のこのサンプルのところ、 基本は 16：９なんですね。 一番何が大変かというと、 タイトルなどがある部分なんですね。 これを正方形に、例えば、 変形をすることができるんですけども、 そうすると、 タイトルが切れたりとかですね、 読みづらくなくなったりする可能性が あります。 これは、ロールタイトルでも一緒です。 このように端の方に ロールタイトルがあった場合に、 正方形にすると切れてしまう可能性が 大なわけですね。 そこで、どのように編集を行うかというと、 Premiere には、 オートリフレームシーケンスという機能が 備えられています。 これを利用すると、 簡単にアスペクト比を 変更することができます。 まず、「シーケンス」ですね。 メニューバーの「シーケンス」、 これをクリックすると、 メニューが出てきます。 この下の方に見ていくとですね、 「オートリフレームシーケンス」というのが あります。 これをクリックします。 そうすると、 設定パネルが出て来るんですけども、 ここでは、シーケンス名の変更とかですね、 簡単な３つの設定だけです。 まず、「シーケンス名」。 デフォルトのままでよければ、 このままで構いません。 ここでは「１：１」というのが 付いてますけども、 この「１：１」というのは、 「ターゲットアスペクト比」ですね。 これが「正方形１：１」なので、 １対１になってます。 どのようなアスペクト比があるかというと、 例えば、「４：５」、 あるいはですね、「９：16」 「16：９」などがあります。 これ、「16：9」っていうのは 標準なんですけども、 「９：16」これは縦位置の アスペクト比になります。 ここでは正方形で出力したいので、 「１：１」これを選んでおきます。…