トリミングしていないクリップにトランジションを設定する - Premiere Proのチュートリアル

このレッスンでは、トリミングしていない クリップにトランジションを設定する時の 注意について解説いたします。 クリップに設定するトランジションですが 設定されるクリップ側ですが トランジションを設定するクリップを 事前にトリミングしておくというのが 基本的な約束になっています。 というのは、これから トリミングしていないクリップに トランジションを設定してみますが この時にその理由は わかるかと思います。 まず、シーケンスですが トラックの方に 2つのクリップが配置してあります。 見ると２つのクリップとも まだトリミングしていないので 三角マークが表示されていますね。 このクリップ同士を接合して この接合点にこれからトランジションを 設定していきたいと思います。 まず、ちょっとズームにしていって 拡大しておきます。 高さもちょっと高くしておきますね。 ここへトランジションを設定していきます。 まず、トランジションですが ［エフェクト］の［ビデオトランジション］ これを開いて、今回は ［ディゾルブ］の中にある ［クロスディゾルブ］という このトランジションを ドラッグ＆ドロップして 配置します。 この時に、メッセージが表示されます。 「トランジション」という メッセージですが 「トランジションに必要な予備のフレームが 不足しています。不足分は端のフレームを 繰り返して対応します。」とありますね。 これはどういうことかというと トランジションというのは クリップとクリップの接合点に 配置するのですが この時にトリミングされて見えなくなっている フレーム同士を使って 合成をしてそこで効果を発揮しているという エフェクトなんですね。 ですので、トリミングされたフレームがないと 合成がうまく出来ないんですね。 そこでフレームがないので 前のクリップのお尻の部分 最後の部分のフレームと 次のクリップの頭の部分にある フレームを 繰り返し使うことで、トリミングした状態の フレームを作りだすわけですね。 そこへトランジションの効果を 乗っけて合成するという 形になるわけです。 それがここでのメッセージですね。 トランジションに必要な予備のフレームが 不足、要するにトリミングしたフレームが ないですよ、ということですね。 そのために不足分は端のフレームそれぞれの…