コース: Premiere Pro CC 2015 基本講座

ローリング・クローリングタイトルを作る - Premiere Proのチュートリアル

コース: Premiere Pro CC 2015 基本講座

ローリング・クローリングタイトルを作る

ここではテロップの作成方法と エンドロールの作成方法について 解説します。 サンプルのプロジェクト名に 13_02 とあるプロジェクトから シーケンスを表示しましょう。 ここでは、このプロジェクト用の テロップとエンドロールを作成します。 まず最初にテロップから作成していきます。 シーケンス上でどこに テロップを表示するのか まず表示する位置を決めます。 この辺りからテロップを表示したい という所を決めます。 位置を決めたら「タイトル」メニューから 「新規タイトル」>「クロールタイトル」 これを選択します。 ちなみに Premiere では テロップのことをクロールタイトル エンドロールのことを ロールタイトルという風に呼んでいます。 クロールタイトルを選択します。 すぐに「新規タイトル」 ダイアログボックスが表示されますので ここでタイトル名を入力します。 例えば、分かりやすいように 「テロップ」と入れてみました。 OK ボタンをクリックします。 タイトルツールが起動しました。 ここで「横書き文字ツール」 これを選択して 文字を入力したい位置で クリックします。 ここで文字を入力します。 文字はここでダイレクトに 入力しても構いませんし エディター等を使って 入力した文字を コピー&ペーストしても構いません。 例えばコピー&ペーストする場合は この様な感じですね。 コピー&ペーストしてみました。 文字の入力ができましたら 次にフォントを選択します。 フォントメニューから フォントを選びますが テロップですので、ちょっと 太めの文字の方が読みやすいかと思います。 フォントによっては スタイルを選択できるものがありますので スタイルを選択します。 次にフォントのサイズを 設定します。 選択ツールに持ち替えて 表示位置を設定します。 尚、テロップですので 複数改行する必要はありません。 1行のままで結構です。 文字の位置を決めたら ちょっとデザインを工夫してみます。 テロップですので、なるべく 読みやすいようなデザインに設定します。 文字の色は白の方がいいかと思います。 あまり色を付けない方が 読みやすいようです。 ここでは、ストロークと 影を設定してみます。 まず「ストローク」 外側に追加します。 サイズもちょっと太めにしてみます。 「影」を設定します。 「不透明度」をちょっと高めにして 「距離」を0にして 「サイズ」を大きくします。 この様にすると 読みやすくなってきます。 更に「スプレッド」 これはぼけ具合なんですけど これも調整します。 文字のデザイン等の設定ができましたら 次に動きの設定を行います。 この「タイトル」という タイトル部分の所ですけど この下に「ロール・クロールオプション」 というボタンがあります。 これをクリックすると 「ロール・クロールオプション」の 設定ダイアログボックスが表示されます。 ここでまず「タイトルの種類」 動く方向ですね、これを確認しておきます。 日本語の文字ですので 「左にクロール」 これを選択しておきます。 アラビア文字などの場合ですと 「右にクロール」で OK かと思いますけど 日本語の場合、あるいは英語の場合には 「左にクロール」 これを選択します。 次にタイミングです。 「開始スクリーン」 これをオンにします。 もう1つ「終了スクリーン」 これもオンにします。 設定ができたら OK ボタンをクリックします。 次にこれを閉じます。 保存とかの作業は要りません。 閉じるとプロジェクトパネルに 「テロップ」という タイトルクリップが登録されています。 これを先程決めたテロップの表示位置に 持っていって配置します。 再生してみます。 表示が速くて読みづらい場合には これをトリミングします。 ちょっとこの位置でズームインします。 テロップのデュレーションを長くすると ゆっくりと再生されます。 この様な感じですね。 次にエンドロールを作成します。 エンドロールは一番最後に 設定しますね。 設定場所を確認したら 「タイトル」メニューから「新規タイトル」 今度は「ロールタイトル」 これを選択します。 またここでタイトルの名前を入力します。 今度は 「エンドロール」と入れてみました。 これで OK ボタンをクリックします。 タイトルツールが起動したら 「横書き文字ツール」 これを選択して 文字を入力していきます。 尚、エンドロールの場合は改行して 複数行、入力して構いません。 例えば 改行して 今度は 改行して もう1つですね。 この様に入力します。 入力ができたら、文字のサイズ これを調整し 表示位置を調整します。 選択ツールに持ち替えて 表示位置を調整し 更に複数行入力してますので 行間を調整します。 行間の調整ができたら 動きの設定を行います。 「ロール・クロールオプション」 このボタンをクリックして ここでタイトルの種類 クロールを確認します。 更にタイミングですけど ここは「開始スクリーン」 それと「終了スクリーン」 この2つをオンにします。 これで OK ボタンをクリックします。 作成ができたら ツールを閉じます。 プロジェクトパネルの方に 「エンドロール」という名前の クリップが登録されています。 これを配置します。 再生してみて 再生が速いようでしたら トリミングして 長さを調整します。 デュレーションを長くすると ゆっくりと再生されます。 この様にエンドロールを作成します。 ここではテロップの作成方法と エンドロールの作成方法について 解説いたしました。

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