コース: Premiere Pro CC 2015 基本講座

ヒストリーパネルを使って「元に戻す」「やり直す」を使う - Premiere Proのチュートリアル

コース: Premiere Pro CC 2015 基本講座

ヒストリーパネルを使って「元に戻す」「やり直す」を使う

ここでは、直前に行った作業を取り消す操作、 また、以前の作業を選択して戻ることができる ヒストリーパネルについて解説いたします。 サンプルのプロジェクト名に「06_06」 とあるプロジェクトから シーケンスを表示してみましょう。 シーケンスには編集中のクリップが 配置されています。 この中で 1 つのクリップを 削除してみましょう。 ちょっとこの後に再生ヘッドを合わせて ズームインします。 このクリップを削除してみます。 選択して Delete キーを押します。 そうすると、削除ができます。 削除してしまってやっぱり 元に戻したいというときには、 「編集」>「取り消し」 これを選択します。 或いはキーボードのショートカット、 これを使うと、スムーズに 元に戻すことができます。 Windows の場合には Ctrl キープラス Z キー、 Mac の場合には Cmd キープラス Z キーで 取り消しを実行できます。 選択してみます。 そうすると、削除したクリップが 元に戻ってきます。 また、今取り消しを行ったんだけども、 やはりもう一度削除したいという場合は 「編集」メニューを見てみると、 この「やり直し」というのが 選択できるようになっています。 これを選択すると、削除を また実行することができます。 今は直前の作業に対して取り消しや やり直しができることをご紹介しましたが、 更に遡って 2 ステップ前の作業に戻りたい というときもあります。 そのようなときには、ヒストリーパネルという パネルを利用します。 ヒストリーパネルを表示してみましょう。 このボタンですね。 このボタンをクリックすると、 「ヒストリー」これを選択できます。 ヒストリーパネルが表示されます。 尚、パネルが表示されていない場合、 「ウインドウ」>「ヒストリー」 これを選択しても表示することができます。 ヒストリーパネルですが、ここには 今まで行ってきた操作がすべて 記録されています。 新規に開いてからトリミングを行ったりとか 削除したり、色々作業を遡ることができます。 例えば、ここでは、インポイントと アウトポイントをクリアしたとか、 このようにアウトをマークした、 インをマークしたとか、こういった作業 戻ることができます。 戻って、ここからまた別の作業を 開始することができるわけですね。 例えば、ここで「アウトをマーク」 というところ、ここに戻ります。 ここで選択して作業を開始するのですが、 ここで作業を選択したときに、 注意して欲しいのがこの後の作業ですね。 例えば、「アウトをマーク」を選択して ここから他の作業を開始したとします。 そうすると、その作業以降に行っていた作業が すべてクリアされて、また新たに ここからの作業が記録されるようになります。 ここがヒストリーパネルの ポイントになってきます。 作業を選択した場合にそれ以降の作業が すべてクリアされて、 新しい作業が記録されるようになる ということですね。 この点を忘れないようにしてください。 ここでは、直前に行った作業を取り消す操作、 また、以前の作業を選択して戻ることができる ヒストリーパネルについて解説いたしました。

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