コース: PowerPoint スライドデザインを極める

トーン&マナーを決める

「トーン&マナー」とは 一言で言えば 世界観のことです プレゼンテーション全体の 「トーン&マナー」を決める様子について レクチャーします さて 「トーン&マナー」とは 「雰囲気や世界観」のことです 具体的に見てみましょう これらは全て 会社説明会の タイトルスライドです この左上のスライドは 今時のスタイリッシュな雰囲気ですね 新しいビジネスを展開している 会社かもしれません この右上のスライドは かなりポップな雰囲気ですね きっと ほんわかした社風の 会社なのでしょう そして 下のスライドは少し厳かな 硬い雰囲気がありますね もしかすると そこそこ歴史のある 名の知れた会社かもしれませんね このように ブランドをイメージさせる 雰囲気のことをトーン&マナー 略して「トンマナ」と呼びます トンマナはプレゼンテーション全体を貫く ベースのデザインとなります 逆に こう考えてみてください これらのデザインが 1つの会社のプレゼンに すべて使われていたらどうでしょうか? その会社の雰囲気が全く つかめなくなってしまいますよね? 例えば これはいわゆる フラットデザインを採用したスライドです Windows 8 やスマートフォンでも 最近は このように平面的なタイルを使用して シンプルなアイコンが使われているものが 増えていますね これは このようにスタイリッシュな雰囲気の スライドになっています しかし その後に このような もろに和風テイストなスライドが出てきたら どう感じるでしょうか? このスライド自体は 全く悪いデザインではないのですが プレゼンテーション全体の雰囲気が 変わってしまいますよね? このように トーン&マナーが 一貫していないと オーディエンスは そのプレゼンテーションの 雰囲気がつかめず 混乱してしまいます トーン&マナーは プレゼンテーション全体を貫く雰囲気です プレゼンテーションスライドには そのトーン&マナーを作る デザインが求められます さて プレゼンテーションにおける トーン&マナーを決める主な要素は 3つあります 1つ目は「フォント」です 「フォント」はスライドの 雰囲気を決める重要な要素です そして 2つ目は「配色」です 色はイメージを司る大きな要素となります そして 3つ目は「背景デザイン」です 全体を貫く「背景デザイン」が プレゼンテーションに一貫性を持たせます 例えば 企業のプレゼンテーションの場合 Web サイトで使われている フォント 色 デザインを使うと 統一感のあるブランドイメージを 作ることができます このレッスンでは トーン&マナー というものを学びました 全体の雰囲気は プレゼンテーションにとって 非常に重要なものです 雰囲気は印象を作り 記憶に残ります トーン&マナーを意識して 統一感のあるスライドを 作るように心がけましょう

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