コース: PowerPoint 伝わる資料を作るためのスライド作成術

伝わるスライド資料とは

このレッスンでは 伝わるスライド資料について紹介します。 スライド資料は ただ作るだけではなく メッセージが伝わる様に作らなければ 意味がありません。 一般的に「プレゼンテーション」とは 企画やアイデアの提示、説明、紹介 つまり自分の意思を他者に伝達するために 表現、定義することを言います。 更に最近では 本来の「プレゼンテーション」という 意味である 「自分の意思を伝え それを納得してもらって 更に共感してもらい そして行動に移してもらう」 これを全てひっくるめて 「プレゼンテーション」と 言われるようになってきています。 例えば自分の企画やアイデアを 表現するのみではなく その企画やアイデアを採用してもらって 初めてプレゼンテーションと言えるのです。 では伝わるスライド資料というのは どういう資料なのでしょうか? それは読み込まなくても スライドを一目見れば 何が伝えたいのかが分かる スライド資料です。 そして読み込まなくても 伝えたいことが一目で分かるスライド資料には 2つポイントがあります。 それは「見やすい」ということと 「分かりやすい」ということです。 とても当たり前に感じるかもしれませんが 見やすくて分かりやすい資料を作ると そのスライドを一目見ただけで 何が言いたいのか そのスライドのメッセージがすぐに伝わる スライド資料を作ることができます。 これから2つのパターンの ダイエットの提案について書かれた スライド資料をお見せします。 この2つのスライド資料は 全く同じ内容です。 単純にスライド画面だけを見て どちらが伝わりやすいか見比べてみて下さい。 「ダイエットのご提案」 最初に1か月で体重を5キロ減量する 効果的なダイエット方法を提示します。 効果的かつ継続性に優れ 適度な運動強度のある ダイエットの手法を提案します。 それは自転車ダイエットです。 消費カロリーが大きく 体への負担は小さく、軽快感があります。 軽快感が高く、消費カロリーの大きな運動を 長時間継続できます。 トレーニング方法は 心拍計測器付きサイクルコンピューターを 自転車に設置し 1日合計 30 分以上、週4日以上 できるだけ有酸素運動となる様に走ります。 過去の実績データです。 トレーニングに参加した 女性の身体データです。 初期投資はこれだけになります。 このダイエット法の注意事項としては 水分補給をすること、 体温管理をすること、 ケガ防止に気を付けることです。 まず、これが1つ目の資料になります。 全く同じ内容で もう1パターンお見せしますので スライドを見比べてみて下さい。 「ダイエットのご提案」 最初に1か月で体重を5キロ減量する 効果的なダイエット方法の提案をします。 効果的かつ継続性に優れ、適度な運動強度の あるダイエットの手法を提案します。 それは自転車ダイエットです。 消費カロリーが大きく、体への負担は小さく 軽快感があります。 軽快感が高く、消費カロリーの大きな運動を 長時間継続できます。 トレーニング方法は 心拍計測器付きサイクルコンピューターを 自転車に設置し 1日合計 30 分以上、週4日以上 できるだけ有酸素運動となる様に走行します。 過去の実績データです。 トレーニングに参加した女性の 身体データです。 初期投資はこれだけになります。 このダイエット法の注意事項としては 水分を補給すること、 体温管理をすること、 ケガ防止に注意することです。 どうでしたでしょうか? 内容は全く同じなんですけど ビジュアルが違うだけで 伝わる内容が全然違ったと思います。 この様に、資料は 何も考えずにただ作るのではなく ちゃんと伝えるということを目的にして 作らなければいけません。 そのためには 読み込まなくても伝えたいことが 一目で分かるということを念頭に置き 見やすくて分かりやすいスライドの作成を 心がけて下さい。 このレッスンでは 伝わるスライド資料について紹介しました。

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