KPIに適した4種類のグラフの特徴と操作方法

Power BI には KPI を表すのに 適したグラフが４種類あります。 ゲージ、カード、複数の行カード、 KPI です。 それぞれの特徴と使い方を 見ていきましょう。 使用するファイルは Chapter_01 です。 まず、最初はゲージです。 ゲージは目標の達成度を可視化したいときに 便利です。 視覚化ペインの中から、 「ゲージ」をクリックします。 「フィールド」内の「売上テーブル」の 「売上金額」を「値」に配置します。 「目標金額」を「目標値」に 配置します。 目標金額に対する売上金額の 達成度を可視化することができました。 書式を変更し、 見やすく仕上げてみましょう。 「ビジュアルの書式設定」を クリックします。 「ゲージの軸」の 右向き三角をクリックします。 最大値が「自動」になっていますので、 目標金額に近い 85,000,000 を 指定してみましょう。 これでより目標に近い金額を 達成している印象にすることが できます。 続いて今度は「カード」です。 「カード」は合計金額など、 単一の数字を表すときに 利用されます。 では、視覚化ペインの中から 「カード」をクリックしましょう。 「フィールド」内の「売上金額」を ドラッグし「フィールド」に配置します。 表示単位は自動で設定されます。 それでは、「ビジュアルの書式設定」で 変更してみましょう。 「吹き出しの値」の 右向き三角をクリックし、 「表示単位」の下向き三角をクリックし 「千」を選択します。 表示単位を変えることができました。 次は「複数の行カード」です。 月ごとの売上金額の合計と平均、 さらに目標金額を表示してみましょう。 視覚化ペインの中から 「複数の行カード」を クリックします。 「フィールド」の「売上テーブル」の 「日付」の右向き三角をクリックし 「日付の階層」の右向き三角をクリックし 「月」をドラッグし 「フィールド」に配置します。 「売上金額」をドラッグし 「月」の下に配置します。 平均も表示しますので、 もう一度「売上金額」をドラッグし 配置します。 最後に「目標金額」をドラッグし 「売上金額」の下に配置します。 ２番目の「売上金額」を 「平均」に変更します。 下向き三角をクリックし 「平均」を選択します。 フォントサイズも変更しておきましょう。…