コース: Photoshop 基本講座:写真

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CameraRawの被写界深度による範囲マスク

CameraRawの被写界深度による範囲マスク - Photoshopのチュートリアル

コース: Photoshop 基本講座:写真

CameraRawの被写界深度による範囲マスク

Photoshop で開く前の Camera Raw では、 写真の焦点の奥行きの深さによって マスク範囲を指定することができます。 現在 Adobe Bridge で 参照しているこの写真は 様々な色が混じっているので、 色や明るさによるマスク指定は 難しいのですが、 焦点の奥行きの深さによって 手前の木の部分だけをマスクして 色や明るさ、テクスチャなどを 変化させてみましょう。 なお、このレッスンでは、 iPhone のカメラのポートレートモードで 撮影した heic ファイルを 使用しているので、 Windows では Camera Raw で 開くことができませんので、 ご承知おきください。 ここでは、Mac の Adobe Bridge で写真を選び 右クリックをして 「Camera Raw で開く」を選びます。 「マスク」をクリックして 「範囲」から 「奥行き範囲」を選びます。 「オーバーレイを表示」を 有効にして スポイト型のアイコンを 写真に重ねて 木の中央をクリックすると、 自動的に同じ深度の領域が マスクで覆われます。 「奥行き範囲」のスライダーで 滑らかさを調整するマーカーを ドラッグして できるだけ木の領域のみを 覆うようにします。 (音声なし) ここでは 33 に指定します。 さらに「奥行き範囲」の枠の 右側をドラッグして 境界をほどよくなじませます。 ここでは、11 に設定をして 木の部分を絞り込んで 「オーバーレイを表示」の チェックを外します。 見た目に変化はありませんが、 深度マスクがかかっている状態です。 ここで 「ライト」の「シャドウ」の数値を 100 に高めて、 木の部分だけを明るく見せたり、 「カラー」の「彩度」を -100 に下げて、 木の部分だけを脱色するということも できます。 「奥行き範囲」の反転のボタンを クリックすると、 マスク領域が反転します。 「完了」をクリックすると、 次回も Camera Raw で開く際に 同じ状態から再調整が可能です。 「開く」を選ぶと、 Camera Raw の補正結果を Photoshop で開きます。 このように写真の焦点の 奥行きの深さによって マスク範囲を指定する手段として Camera Raw のマスクにある 「奥行き範囲」を利用しましょう。

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