油絵風にアレンジする - Photoshopのチュートリアル

写真を絵画風にアレンジしたいときには、 Photoshop の油彩フィルターを 活用しましょう。 ブラシのストロークや インクの盛り上がりなどの質感を 加える方法です。 このレッスンでは、 このような写真を簡単に 油絵風にします。 Photoshop で 絵画風のフィルターを使用する場合は 例えば画像の長辺が 5000px といった大きな写真に 適応した後でリサイズをすると、 ブラシの効果も凝縮されてしまうため、 あらかじめ用途に応じたサイズ、 例えば投稿用であれば 長辺が 1600px などに リサイズをしてから編集をしましょう。 その方がブラシのタッチの 詳細まで表現できます。 ここでは幅が 1600px の写真を 開いています。 さらにフィルターをかける前に 写真を柔軟に編集可能な スマートオブジェクトに しておきましょう。 背景を右クリックで 「スマートオブジェクトに変換」を 選びます。 「フィルター」メニューから 「表現手法」で 「油彩」を選びます。 「プレビュー」にチェックが入っていれば 直接画像に 調整結果が反映されます。 ブラシの各パラメーターを調整して 好みのタッチを作り出します。 「形態」は数値が小さいほど ストロークが短いタッチで 数値が大きいほど ストロークが長いタッチになります。 ここでは ５に設定をします。 設定値は後からでも 変更ができます。 「クリーン度」は インクの硬さを調整します。 数値が小さいほどインクが盛り上がり、 大きほど滑らかになります。 ここでは５にしました。 「拡大・縮小」は ブラシの凹凸の大きさを調整します。 数値が小さいほど 細かい毛を束ねたブラシで 大きいほど 太い毛を束ねたブラシで描いた タッチになります。 ここでは ７に設定します。 「密度の詳細」は ストロークの密度で 数値が小さいほど ストロークが平坦になり、 大きいほどきめ細かくなります。 ここでは 10 に設定しています。 さらに「光源」にチェックを入れて、 「角度」で 光の当たる角度と 影の方向を調整します。 ここでは 45 度に設定をしています。 「光彩」は数値が小さいほど ブラシの凹凸がなく、 平坦になり、 数値が大きいほど筋が深く、 光が鋭くあたります。 ここでは ２に設定しました。 ここで一旦 OK をクリックして 確定します。…