コース: Photoshop 基本講座:写真

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レイヤーの描画モードと不透明度

レイヤーの描画モードと不透明度 - Photoshopのチュートリアル

コース: Photoshop 基本講座:写真

レイヤーの描画モードと不透明度

重なり合うレイヤーの 画像の見え方を 様々に変化させたい時、 例えばインパクトのある画像であったり、 幻想的にするなど 簡単に変えることができる レイヤーの不透明度と描画モードを 活用しましょう。 Photoshop で現在開いている この画像は、 下に建物の写真、 その上には 岩の模様の写真が重なっています。 いわゆる合成のテクスチャの目的で 重ねています。 通常はレイヤーの 不透明度は 100%です。 完全に不透明なので 上に重なるレイヤーの画像が 最前面に表示されています。 上の「レイヤー1」のみを 表示させると、 画像全体の大きさよりも 一回り小さいので おおいきれていない部分に 下の背景が見えています。 上の「レイヤー1」を選択して 不透明度を徐々に下げていくと、 絵のレイヤーの画像が透けていき、 50%で半透明になります。 透け感を出したい時、 例えばすりガラスの向こうに 風景が薄く透けて見えるような イメージ作りに適しています。 0%では完全に透明になるため、 下の画像だけが表示されます。 このように不透明度は 重なり合うレイヤーの 透ける量を調整して、 またいつでも元の 100%に 戻すことができます。 もうひとつレイヤー同士の 重なりの見た目を変化させる効果に レイヤーの描画モードがあります。 選択しているレイヤーと その下の画像の 重なり合う色や明るさによって 描画モードの 種類を選ぶだけで 簡単にデジタルイメージ特有の 合成ができます。 また元の状態に すぐに戻せます。 通常以外にも 26 種類ものモードがあり、 メニューを開いた状態で マウスを移動させると、 該当するプレビューに切り替わります。 ここでは代表的、 また一般的に多く利用される 描画モードをいくつか紹介します。 「ディザ合成」は 選択しただけでは変化がありませんが、 不透明度を下げることによって 粗い点描のようなイメージになります。 ノイズのような効果が加わります。 不透明度を 100%に戻して 「乗算」も 多く利用されるモードのひとつです。 濃い色がより濃く表現されるため 全体的に暗い印象にはなりますが、 透明感があるので イラストの重線を 色で塗り重ねないように したいときによく用いられます。 「焼き込みカラー」や 「焼き込み(リニア)」は 乗算よりも濃さが強調されますが、…

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