レンズによるゆがみの補正 - Photoshopのチュートリアル

カメラのレンズの特性や、 フードの影などによって、 写真の周りに淡く、暗い円形の 縁取りが写り込むことがあります。 このような現象を、 ケラレや周辺光量不足と呼びますが、 Photoshop で、 目立たなく修復することができます。 ここでは、Adobe Bridge で、 RAW ファイルと、同時に記録された JPEG のファイルがあります。 写真の角の周辺光量不足を、 Photoshop の レンズ補正で修正します。 まず、RAW の画像の場合は、 ダブルクリックで、 Camera Raw が起動しますので、 「レンズ」パネルを開いて、 「プロファイル」を開きます。 「プロファイル補正を使用」に チェックが入っている状態であれば、 レンズプロファイルが有効になります。 「プロファイル補正を使用」の チェックのオン/オフで、 ゆがみや周辺光量不足の補正が、 適用されていることがわかります。 プロファイル適用後に、 下にある「ゆがみ」と 「周辺光量補正」の スライダーをドラッグして、 微調整をしたり、 プロファイルがない場合は、 手動に切り替えて、 「ゆがみ」と 「周辺光量補正」を 使って、調整ができます。 「開く」をクリックして、 ここで初めて、Photoshop に レンズ補正が適用された状態で、 RAW の画像が開きます。 Adobe Bridge に戻り、 また、JPEG の画像の場合は、 ダブルクリックをすると、 初期設定では、途中に Camera Raw 画面を経由せずに、 直接、Photoshop 上に開きます。 レンズ補正目的で、 フィルターメニューから、 Camera Raw フィルターを 開いても、 レンズパネルには、 プロファイルの項目がありません。 そこで、「キャンセル」をクリックして、 いったん閉じてから、 「フィルター」メニューから、 ここでは、「レンズ補正」を使用しますが、 その前に、 後から調整の変更ができるように、 「スマートフィルター用に変換」を 選びます。 「OK」をクリックしてから、 「フィルター」メニューから、 「レンズ補正」を選びます。 「自動補正」では、 レンズプロファイルが表示されています。 ここで、「補正」の「歪曲収差」や、 周辺光量補正のチェックを オンにすると、 自動で補正が適用されます。…