コース: Photoshop 基本講座:写真

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

ノイズを軽減する

ノイズを軽減する

暗い写真を明るく補正したり、 ISO 感度の高い写真を 拡大表示してみると、 細かく不規則なざらつきが 顕著になることがあります。 これをノイズと言います。 このレッスンでは、 Photoshop で、 ノイズを軽減して、 このような写真に仕上げましょう。 この写真は、夜に撮影した ISO 感度が 5000 の 高感度の写真を、 少し明るめに補正したものですが、 拡大表示をすると、 細かいグレーの不規則な 斑点状のノイズが生じています。 拡大表示しないと、 目立たないとは言え、 明るい部分のざらつき感が 気になる場合は、 拡大表示をしながら、 ノイズを減らす処理を行います。 ノイズを減らすツールには、 「フィルター」メニューの、 「ノイズ」を開くと、 数種類用意されていますが、 より、強力に、 ノイズを減らすには、 Camera Raw フィルターが 優れています。 調整をする前に、 レイヤーを スマートフィルター用に 変換をしておくと、 後から、再調整が可能です。 「OK」をクリックして、 スマートオブジェクト化してから、 改めて、「フィルター」メニューから、 「Camera Raw フィルター」を開き、 「ディテール」をクリックします。 ここで、先ほどと同じ箇所を ズームツールを使って、 拡大表示をしてから、 ノイズ軽減のスライダーを 右にドラッグすると、 ノイズが目立たなくなります。 ここでは、少し高めの 「70」に設定をしました。 かなり、ノイズが解消されましたが、 まだらな状態が残っています。 ここで、ノイズ軽減の右にある、 三角形のボタンをクリックして、 詳細を開きます。 「ディテール」の数値を上げると、 エッジをくっきりさせる代わりに、 ノイズが目立ちます。 このときに、 Mac では option キーを、 Windows では、 Alt キーを押しながら、 スライダーをドラッグすると、 グレースケールで、 ノイズの陰影を確認しやすくなります。 ここでは、色がつぶれない程度に、 36 に設定をして、 ノイズを抑えます。 コントラストで、 ノイズの適用量を制限します。 ここでは、0にします。 画像によって、JPEG 特有の まだらな色の斑点が目立つ場合は、 カラーノイズの軽減の数値を高めます。 ここでは、空に薄く、…

目次