コース: Photoshop 基本講座:写真

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ぼかしギャラリーの活用

ぼかしギャラリーの活用 - Photoshopのチュートリアル

コース: Photoshop 基本講座:写真

ぼかしギャラリーの活用

被写体の遠近感を より強調したり、 ポートレートで背景を効果的にぼかして 人物を際立たせる 撮影方法として、 「ぼけ」という手法があります。 本来は撮影時に カメラやレンズの操作が必要ですが、 Photoshop のフィルターにある 「ぼかしギャラリー」を使うと 複数のぼけの表現方法が 用意されていて、 意図的に写真を効果的に ぼかすことができます。 センサーサイズの小さいカメラや 暗いレンズで撮影した このような写真でも このようなぼけ効果を 簡単に加えられるのが特徴です。 早速この写真に ぼけ効果を加えてみましょう。 その前にぜひやっておきたいのが レイヤーのスマートオブジェクト化です。 背景を右クリックで 「スマートオブジェクトに変換」を 選びます。 こうすることで 後から柔軟にぼかしの調整ができます。 「フィルター」メニューから 「ぼかしギャラリー」の 「光彩絞りぼかし」を選びます。 これは円形や楕円形などの領域から 外側を徐々にぼかす効果で 具体的には ポートレートなど 主題を際立たせるために 背景をぼかすといった用途で使います。 横長の写真に合わせて すでに楕円形のぼかしの領域が 配置されています。 初期設定ではすでに 15px のぼかしの効果が 加わっているため、 中央の周りにある4つのポイントから 外側に向けて 徐々にぼけています。 ここでは 右側の列車の フロント部分をぼかしたくないので 中央のピンを 右側の列車の中央に合わせて ドラッグして配置します。 外側の小さい丸のポイントを ドラッグして、 領域を広めたり窄めたりすることで、 領域を調整します。 ポイントにポインタを重ねると カーブした矢印に変わるので、 ドラッグをして 領域を傾けます。 内側のフェード領域にあるポイントを 内側にドラッグをして 窄めることで 徐々にぼける範囲を広げます。 フェード領域を調整するポイントは 上下左右に4つあります。 いずれかひとつをドラッグすると、 同時に移動して拡大、縮小しますが Mac では option キー、 Windows では Alt キーを押しながら ポイントを個別にドラッグして 動かせます。 四角形のポイントは、 外側にドラッグをすると 矩形に近い領域になります。 この「光彩絞りぼかし」は クリックした地点に 複数配置することができますし、…

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