レイヤーマスクの基本と使い方 - Photoshopのチュートリアル

画像の一部分を削除することなく、 一時的に見せたり隠したりするための領域を 管理するのに便利なのが、 レイヤーマスクです。 レイヤーマスクを手軽に追加して 活用しましょう。 このレッスンでは、 レイヤーマスクの基本的な使い方について 解説をします。 レイヤーマスクを追加するには、 一般的に選択範囲を作ってから、 「レイヤー」パネルで レイヤーマスクを追加したいレイヤーを 選択した状態で、 「レイヤーマスクを追加」を クリックします。 ここで開いている PSD の画像は、 ２つのレイヤーで構成されています。 下のレイヤーには、 トンネルの画像、 その上に 海と空の画像が重なっています。 上の「レイヤー１」には、 ２つのサムネールが表示されています。 左側は写真の「レイヤーサムネール」で、 右側は選択範囲から作られた 「レイヤーマスクのサムネール」です。 「レイヤーマスクのサムネール」の 黒い部分が、 透過されている領域です。 実際に、レイヤーマスクが どうなっているのかを確認するには、 Mac では、option キーを押しながら、 Windows では、Alt キーを押しながら、 「レイヤーマスクのサムネール」を クリックします。 黒い部分が透過されるため、 下の背景のトンネルの側面は そのまま見えて、 白い部分は、 空と海の部分が見えるという仕組みです。 もう一度、Mac では、option キーを、 Windows では、Alt キーを押しながら、 クリックをして、 元の状態に戻します。 レイヤーマスクよって 画像が切り取られているわけでは ありません。 Shift キーを押しながら、 「レイヤーマスクのサムネール」を クリックすると、 一時的にレイヤーマスクの効果が 無効になり、 元の画像に戻ります。 もう一度、Shift キーを押しながら クリックをすると、 レイヤーマスクが適用されます。 また、レイヤーマスクは白と黒のみでなく、 グレーの濃淡によって 透明度を調整することができます。 「レイヤー１」の 「レイヤーマスクのサムネール」を 選択した状態で、 「プロパティ」パネルを開きます。 開いていない場合は、 「ウィンドウ」メニューから 「プロパティ」を選びます。 「マスク」が選択されていて、 初期設定の「濃度」は、 通常は 100 % ですが、…