スマートオブジェクトをレイヤーに変換する - Photoshopのチュートリアル

画像編集において、 レイヤーの画像を スマートオブジェクトに変換する。 または、スマートオブジェクトである レイヤーを 通常のレイヤーに戻す。 この２つの違いを理解して、 画像編集の作業に役立てる、 そのようなプロセスを見ていきます。 例題として、 このようなファイルを見ていきます。 このファイルでは、 レイヤーが３つあって、 このように上から１つ目のレイヤー、 ２つ目のレイヤー、 そして、背景のレイヤー、 このような構成になっています。 これらの３つのレイヤーは、 それぞれすべて通常レイヤーで、 スマートオブジェクトは 含まれていません。 例えば、この一番上のレイヤーの画像、 ここに画像編集を 重点的に行う場合には、 画質の変化が心配されるので、 スマートオブジェクトに 変換したほうが、 作業効率も上がり、 さらに、画質も損なわれないという 利点があります。 今から、このレイヤーの画像を 変換していきます。 変換する際には、 対象先のレイヤーが 選択されていることを確認し、 レイヤーパネル上の 右上のオプションメニューから、 「スマートオブジェクトに変換」 これを選択します。 これで、レイヤー内の サムネールの表示が変わったのが わかると思います。 これをもって、 このレイヤーにある画像が、 スマートオブジェクトに 変換されたことを、確認できます。 また、ある程度、 このレイヤーに対して、 例えば、このような 画像編集を行った際に、 スマートオブジェクトのたったひとつの 欠点としては、 ファイルのサイズが大きくなる、 または動作環境が重くなる ということがあります。 もし、スマートオブジェクトに関する 画像編集がすべて終了したのが 確認できるのであれば、 ファイルサイズを小さくして、 作業効率を上げることも 考えられます。 その際には、同じくレイヤーパネルから、 対象のレイヤーが 選択されていることを確認し、 キーボード上の コントロールボタンを押しながら、 対象のレイヤーをクリックします。 ここから、スマートオブジェクトを 解除していきます。 スマートオブジェクトの解除は、 「レイヤーをラスタライズ」 つまり、元のピクセル画像の 情報に戻すという意味なので、 「レイヤーをラスタライズ」 これを選択します。 そうすると、レイヤーパネルにおいて 先ほどのレイヤーが…