コース: Photoshopで描く日本画風表現:枯れゆくポインセチア

塗りつぶしたレイヤーを複製してフィルターを使う - Photoshopのチュートリアル

コース: Photoshopで描く日本画風表現:枯れゆくポインセチア

塗りつぶしたレイヤーを複製してフィルターを使う

このレッスンではフィルターワークで 雲肌麻紙を表現していきます。 雲肌麻紙といわれても分からないですよね。 様々なフィルターを試しながら 詮索していくので ちょっと時間はかかると思いますが、 雲肌麻紙自体を知らないと 何もできないですよね。 本物は日本画材屋に 行くしかないと思いますが、 今ネットで検索すると 色んなものが出てくると思うので、 文字すらわからないかもしれません。 雲肌麻紙とはこういう、 雲の肌、 麻の紙、と。 麻紙ですね。 麻とはかなり繊維が強い紙ですけれども、 そこに雲の肌のように表面全体に対して、 ふわっとした感じの肌触りがあるものですね。 雲肌麻紙だけでいいと思いますが、 この中クリックしていっても良いですし、 それから画像検索でもいいと思います。 ここにある 武蔵野美術大学のサイトですけれども、 こういう所を見るとー 拡大した雲肌麻紙、 これが雲肌麻紙ですね。 かなり繊維がしっかりしている感じが 分かりますよね 墨を左側にのせてあります。 これは薄墨をのせてあるわけですね。 強い墨をのせたりとか、 これはちょっとにじませたわけですね、 にじませるとこんな感じになります。 右側の繊維を見てください。 これは描画例ということで、 色んなもので描画していますね。 鉛筆、それか透明水彩。 透明水彩に近い肌触りが 日本画の場合あるといいと思います。 いずれにしても墨汁使ってもコンテを使っても ざらっとした感じ、 要するに繊維の上の面、それから下の面。 そういう物が入り混じって 表面にいい温かみ、ディテールが出てくる、 そういう紙です。 では、それをフィルターで再現するためにー この枯色のー べた塗りですね。 これを複製して、 ここにフィルターをかけていきます。 このレッスンではフィルターワークで 雲肌麻紙を表現していく下準備をしました。

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