コース: 先延ばし癖を克服するには

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先延ばしの理由: 手のつけ方がわからないから

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コース: 先延ばし癖を克服するには

先延ばしの理由: 手のつけ方がわからないから

手のつけ方がわからないというのも、 よくある理由です。 大変な仕事が迫ってきていると感じると、 頭が真っ白になってしまいます。 しかし、そう感じる必要はないのです。 こうした理由による先延ばしを 克服する方法があります。 それは、大きなプロジェクトを扱いやすい 小さな要素に分解していくことです。 1つの大きなプロジェクトには、 100 のタスクがあるかもしれません。 しかし、毎日少しずつ 片付けていけば、 いつかプロジェクト全体が片付きます。 この方法では、細分化したタスクの リストの中からやることを選んでいくので、 選択の自由があると 感じられるのもよい点です。 取りかかりやすくするには、 中間期限を設けるのもよい方法です。 MIT スローン・スクール・オブ・マネジメントが 興味深い研究を行っています。 この研究では 3つのグループの被験者が 校正作業を行いました。 被験者たちには、書類の間違いを 1つ見つけるたびに 報酬が増えていくことを伝えました。 また、成果物の提出が1日遅れるごとに ペナルティーが科されることも伝えました。 最初のグループには3週間後に 提出するよう指示しました。 結果はどうだったかというと、 このグループが見つけた間違いの数は 平均 70 件でした。 しかし、提出は期限から 12 日も遅れてのことでした。 次のグループには、中間期限を 設定するよう指示しました。 このグループが見つけた間違いの数は 平均 104 件で、 提出は期限から 6.5 日遅れでした。 最初のグループほどではありません。 3つ目のグループには中間期限を設定し、 その時点で一度提出するよう指示しました。 結果はどうだったかというと、 見つけた間違いの数は ほかのグループより多い 136 件でした。 12 日遅れ、6.5 日遅れと比べて、 こちらはわずか数時間遅れでした。 ここからわかるのは、中間期限を 設定するのが効果的だということです。 そうすることで最終期限が 守れるようになり、 成果も上がるようになります。 同僚でも上司でもよいので、 最終期限までの間に、 作業途中の成果物を提出する相手を決めて、 そのことを約束するように してみてください。 大きな仕事にも 手がつけやすくなるはずです。

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