クイックアクセスツールバーを表示する

Outlook の画面上に クイックアクセスツールバーを 表示する操作を見ていきましょう。 クイックアクセスツールバーとは、 使用頻度の高いコマンドのボタンを タイトルバーの左端や リボンの下に表示することができる ツールバーです。 以前のバージョンの Office アプリケーションでは、 既定でタイトルバーの左端に メールを送受信したり、 実行した操作を元に戻したりする ボタンが配置された クイックアクセスツールバーが 表示されていますが、 Microsoft 365 や、 Office 2021 の Outlook では、 既定では表示されていません。 ではクイックアクセスツールバーを 表示してみましょう。 リボンを右クリックして、 「クイックアクセスツールバーを表示する」 をクリックします。 すると、リボンの下に クイックアクセスツールバーが 表示されます。 下向き矢印をクリックして、 クイックアクセスツールバーの 「ユーザー設定」の一覧から 表示するコマンドを選択します。 例えば、「返信」をクリックすると クイックアクセスツールバーに メールを返信するためのボタンが 表示されます。 このように、クイックアクセスツールバーの ユーザー設定の一覧で表示する コマンドを選択することができます。 この方法の他にも、 リボン上の任意のコマンドボタンを 右クリックして、 「クイックアクセスツールバーに追加」 をクリックすると、 表示することも可能です。 クイックアクセスツールバーの 「ユーザー設定」の一覧から 「コマンドラベルを表示しない」を クリックすると、 ツールバー上のボタンの名称が非表示になり より多くのボタンを配置しても 使いやすくなります。 また、一覧から 「リボンの上に表示」をクリックすると、 従来の Outlook と同様に タイトルバーの左の方に 配置することも可能です。 クイックアクセスツールバーは 独立したツールバーなので、 リボンがどのタブに表示されていても、 常に画面上に表示されます。 あなたが Outlook で作業する際に、 よく使うコマンドのボタンを配置して 使用すると良いでしょう。 クイックアクセスツールバーの 「ユーザー設定」の一覧から 「クイックアクセスツールバーを 非表示にする」をクリックするか、 リボンを右クリックして、 「クイックアクセスツールバーを 非表示にする」をクリックすると、 クイックアクセスツールバーを 非表示にすることができます。 ここまで使用頻度の高いコマンドのボタンを 配置することができる クイックアクセスツールバーを 表示する方法について解説しました。