クイックパーツを利用して定型要素を挿入する

ここからは、 メールの送受信に役立つ機能やツールを 紹介します。 Outlook では、 メール作成時によく使う定型的な要素を クイックパーツとして登録しておき、 メールの本文に簡単に 挿入することができます。 では、作成されているメールに 入力されている問い合わせ先情報を クイックパーツとして登録して 利用する操作を見ていきましょう。 クイックパーツに登録する範囲を ドラッグして選択したら、 「挿入」タブの「その他のコマンド」から 「クイックパーツ」をポイントし、 「選択範囲をクイックパーツギャラリーに 保存」をクリックします。 「新しい文書パーツを作成」の ダイアログボックスが表示されました。 「名前」の欄に このクイックパーツに付ける名前を 入力します。 「問い合わせ」と 自動的に表示されています。 今回は、 この「問い合わせ」のままでよいでしょう。 もし、たくさんの種類のクイックパーツを 登録して利用するような場合には、 「分類」のドロップダウンリストを使って、 新しい分類を作成して クイックパーツをカテゴリ分けすることで、 利用する際に選びやすくなります。 OK ボタンをクリックします。 これで、選択した範囲をクイックパーツに 登録することができました。 では続いて、登録したクイックパーツを メールの本文に挿入する操作を 見ていきましょう。 「新しいメール」のボタンをクリックして、 メッセージの作成ウィンドウを表示します。 メッセージ本文内の クイックパーツを挿入する位置に カーソルを表示し、 「挿入」タブの 「クイックパーツ」をポイントすると、 登録されているクイックパーツの一覧が 表示されるので、 挿入するクイックパーツ、 今回は、「問い合わせ」をクリックします。 カーソル位置に問い合わせ情報を 素早く挿入することができました。 ちなみに、 登録したクイックパーツを削除するには、 「挿入」タブの 「クイックパーツ」をポイントし、 削除するクイックパーツを右クリックして、 「整理と削除」をクリックします。 「文書パーツオーガナイザー」の ダイアログボックスが表示されるので、 削除するクイックパーツを クリックして選択し、 「削除」ボタンをクリックします。 「選択した文書パーツを削除しても よろしいですか？」というメッセージが 表示されます。 「はい」をクリックして、 クイックパーツを削除することができます。 「閉じる」ボタンクリックして、 ダイアログボックスを閉じます。 ここまで、クイックパーツを使用して メールの本文に定型要素を 効率よく挿入する方法について 解説しました。