コース: Objective-C 基本講座

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ファイルを分割する

ファイルを分割する

このレッスンではアプリが大規模になってくる と必要になるファイル分割を学習します アプリの機能を増やしていくと ソースファイルがどんどん大きくなります そして全体を見渡すために長いスクロールが 必要になりコンパイルの速度にも 影響を与えることになります この問題を解決するためにプログラマーは ソースコードがある程度の分量になると ファイルの分割を考えます ファイルを分割するときは 基本的に関数単位で行います 一つのファイルに一つの関数でもいいですし 複数でも構いません ここではoneDaySimulator 関数を別のソースファイルに移しましょう ファイルニュー ファイルメニューを選びます 今回のプロジェクトはOS10 の コマンドラインツールなのでOS10の ソースタブを選んで右画面から C ファイルテンプレートを選び ネクストボタンをクリックします ファイル名を oneDaySimulatorとします 拡張子は自動的に追加されます ヘッダーファイルも作成したいので チェックはつけたままにします ファイルの置き場所はターゲットやグループを 選べば適切な場所を示してくれます クリエートでファイルが作成され プロジェクトに oneDaySimulator.c と oneDaySimulator.h が 追加されます ここにmain.c から oneDaySimulator関数を カットアンドペーストします すぐにイベントタイプで エラーマークが出るはずです main.c 側でイベントタイプの 定義はしていますがコンパイラー の対象はファイル単位なのでこうなります main.c からイベントタイプの定義を コピーし関数の前にペーストしましょう これでエラーマークは収まります またmain.c では OnedaySimulator 関数を 呼び出しの横に注意マークがついています ソースにない関数を呼び出そうとしている という注意です 関数宣言で関数の存在を教えてやれば このエラーは収まります ランするとちゃんと動きます イベントタイプの定義が2 つ存在するのに コンパイラがエラーとしないのはこれもやはり コンパイラの対象がファイル単位だからです ただこれだと今後イベントタイプに新しい 文字列を追加するたびに 両方のファイルの修正が必要です このような事態を避けるために…

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