コース: Objective-C 基本講座

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,700件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

typedefを使う

typedefを使う

このレッスンでは typedef と コンパイラ指令の ifdef の使い方を紹介します typedef は既存の型から新しい型を定義します typedef キーワードに続けて 既存の型を指定し その後ろに新しい型名を書きます コンパイラ指令ではないので 1つの命令として 「; 」を付けます 使う理由は人それぞれで構いません 例えば長さ用の変数の型として float と書くより Meter を書きたい といったものでも良いでしょう 他にコンパイラ指令の ifdef と組み合わせ use float が定義されている時は float そうでなければ double になるようにしておき ソースコード中は新しく定義した Meter 型を使っておく という利用方法もあります ifdef は後ろに続く文字列が define で定義されていれば成り立ちます define の定義では 置き換える文字列がなくても構いません define で定義されていなければ else 側が有効となります このように ifdef は同じコンパイラ指令の if と違い else が使えます else は省略もできますが endif は省略できません コンパイラ指令なので 「;」は付けません また typedef は struct や union といった キーワードを省略するのにも使われます 例えばstruct RealPoint という 構造体が定義されていたとするなら これを typedef して struct なしの RealPoint という型にしたりします 構造体の定義と typedef を 1つに纏めて書くこともできます その場合 前方の RealPoint は 省略も可能ですが 構造体内に自分自身のポインタを 含めたい場合は 前方に定義が必要なので 省略できません このレッスンでは typedef と コンパイラ指令の ifdef の使い方を 紹介しました

目次