コース: Objective-C 基本講座

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if文を使う

if文を使う

このレッスンでは 条件つきの処理である if 文 そこで使うブール値を学習して下さい ある条件でしか実行できないものは いくらでもあります 例えば ジュースを飲んで 所持金がいくらになるか計算する― プログラムを考えてみて下さい この所持金用の変数 asset を用意し ジュース代160円を引くという 単純なプログラムは 文法的には間違いではありませんが 現実の世界で所持金が100円なら 160円のジュースは飲めません このような不自然な動作を防止するには 所持金がジュース代以上の時だけ ジュースを買うといった― 条件付きの処理が必要です 条件付きの処理を書くための 文法が if 文です if 文では if に続く ( ) で囲まれた ブール値が真の時だけ { } で囲んだ部分の処理が実行されます ブール値とは真と偽のいずれかをとる値です ブーリアン値とも呼ばれ 真が真実 偽が間違いを示します このブール値は通常 数値の大小比較で導き出します 例えば 先程の所持金の計算なら 数式でいう所の asset は160以上と書けば asset 値と160の大小比較式となり asset 値が160より小なら偽 160以上なら真 というブール値が導き出されます このようなブール値を導き出す式を 条件式と呼び 左辺と右辺を結ぶ記号を比較演算子と呼びます 比較演算子には「以上」の他にも色々あり それぞれ左辺と右辺を比較します まず 同じかどうか比較する記号は 等号が変数代入用に使われている関係で 等号を2つ続けます この2文字で1つの比較演算子となります 不等号は等号の前に!を付けた 2文字で表現します ここでの!は否定を意味し 同じではない という比較演算子となります 以上・以下は大なり・小なりの後ろに 等号を続けて表現します あとは { } で囲まれた中に ブール値が真の時だけ実行されるべき 処理を書くことで 条件付き処理が実現できます 例えば { } 内に ジュースを買う処理を書くことで 所持金が160円以上の時だけ ジュースを買うようにできるわけです ジュースを買った後に 100円以上残るようにしたければ 160+100と比較することもできます このように条件式の右辺や左辺には 計算式を指定することも可能です また 演算子にはそれぞれ優先順位があり 今回なら ( )…

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