コース: Objective-C 基本講座

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import文・フレームワークを理解する

import文・フレームワークを理解する - Objective-Cのチュートリアル

コース: Objective-C 基本講座

import文・フレームワークを理解する

このレッスンでは import 文や フレームワーク・ライブラリを紹介します ソースコードの中にはコメントの他にも コンパイルされない行が存在します それがハッシュ「#」から始まる行です この行はプリプロセッサー指令 とよばれるもので CPU ではなく ソースをコンパイルする コンパイラ自体に向けた指令となります そのうちここで紹介する import はその後に続く アングルブラケット「< 」や ダブルクォテーション「" "」で 囲まれた文字を 「ファイルの指定」と解釈します そして import 自体は そのファイルの内容で import 部分を置き換えろという コンパイラへの指令となります < と " " の違いは ファイルを探す場所です < の場合は Xcode が決めている場所に 指定された名前のファイルがないか探し " " の場合は プロジェクトに登録されたファイルを探します import で指定されている拡張子が h のファイルは 「ヘッダーファイル」に分類されます 「ヘッダーファイル」は ソースファイルの外で用意された― 関数などの情報を 受け渡すために利用するファイルです 実際に確認してみましょう Xcode の画面に切り替えます ナビゲーションエリアを探すと AppDelegate.h が見つかります このファイルの内容が main.m の import 部と 置き換わるわけです そのため AppDelegate.h の import 部をコメントにすれば main 関数内部に エラー枠が表示されます これは main 関数の中で AppDelegate を使っているのに AppDelegate を使うための情報が なくなったからです ちなみに記述を無効にするために コメントにする行為を コメントアウトと言います 説明画面に戻ります AppDelegate の情報を伝えれば良いので import を使わずに AppDelegate.h の内容を main.m に直接書いても問題は解決します ですがそれでは AppDelegate 側の 機能が変化するたびに書き直す必要があります そのため利用するための記述は ヘッダーファイルに書き 使う側は このファイルを import するようになっています また import は…

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