コース: Microsoft SQL Server 2022 基本講座

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関数によるデータ処理(least関数)

関数によるデータ処理(least関数)

複数の列を対象にして、 最小値を求める least 関数があります。 これは、最大値を求める greatest 関数と対になる関数で、 SQL Server 2022 に 新しく実装された関数です。 このレッスンでは、 least 関数を使用して、 データの最小値を求める方法について、 解説します。 このレッスンでは、 前のレッスンで作った テーブルを使います。 test_greatest テーブルです。 テーブルがなければ、 サンプルスクリプトを使って 新しく作ることもできます。 「新しいクエリ」をクリックします。 サンプルスクリプトをコピーして、 貼り付けます。 最初の SQL 文は、 テーブルがないときに、 新しくテーブルを作るスクリプトです。 必要なら、これを使って テーブルを作ってください。 まず、テーブルのデータを見てみます。 select 文です。 選択して、実行します。 前のレッスンでは、 暗黙的に数値に変換できない ABC のデータができていました。 そこで、まずデータを削除しましょう。 delete 文を選択して、実行します。 次に、新しくデータを作ります。 insert 文を選択して、 実行します。 データができました。 できたデータを確かめます。 select 文を選択して、実行です。 このようなデータができています。 では、least 関数を使って、 4つの列から、 最も小さな値を選択しましょう。 select 文を選択して、実行します。 このような結果になりました。 すべてのデータと一緒に見るために、 2つの select 文を両方選択して、 実行しましょう。 それぞれの列から、 最も小さな値が選択できています。 小さい値を見つける関数に、 min 関数があります。 これは、ひとつの列の中の 最も小さな値を取得します。 選択して、実行しましょう。 これは、n_int の列から 最も小さな値を選択しています。 しかし、min 関数は、 複数の列を対象に 実行することはできません。 試してみます。 SQL 文を選択して、実行します。 引数が多いので、エラーになりました。 それでは、 この min 関数と組み合わせて、 least 関数を使ってみます。 それぞれの列から、 最も小さい値を選択して、 全体を least 関数にしています。…

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