コース: Microsoft SQL Server 2022 基本講座

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参照整合性制約とは

参照整合性制約とは

このレッスンでは、 関連づけたテーブル間のデータに 矛盾が生じないようにする 参照整合性制約の概要について解説します。 画面を見てください。 会社のデータを記録する company テーブルと 人のデータを記録する person テーブルがあります。 company テーブルの データを見てみましょう。 「上位 200 行の編集」です。 company テーブルには、 companyID が 1番から4番までのデータが入っています。 person テーブルの データを見てみましょう。 右クリックで「上位 200 行の編集」です。 person テーブルには、 personID が 1番から4番、 そして 14 番の5人のデータがあります。 このうち2人は companyID が4です。 もう一度 company テーブルを開きます。 「上位 200 行の編集」です。 このデータで companyID 4番が 20 番に変わったとしましょう。 そして person テーブルの データを見てみます。 「上位 200 行の編集」です。 company ID 4番が 20 番に変わったのに、 ここではまだ4番のままです。 これではデータに矛盾が生じます。 これはデータベースダイアグラムを使って 参照整合性制約を設定した画面です。 person テーブルと company テーブルが 関連づけられています。 リレーションシップのプロパティを見ると、 「更新ルール」が 「重ねて表示」になっています。 company テーブルの データを変更してみましょう。 company テーブルの データを見てみます。 「上位 200 行の編集」です。 4番の companyID が 20 番に変わったとします。 今度は参照整合性制約が 設定されています。 person テーブルのデータを 見てみましょう。 「上位 200 行の編集」です。 companyID が 4番だった人の ID が 20 番に変わっています。 このように参照整合性制約を 設定すると、関連するデータの間に 矛盾が起こらないようになります。 このレッスンでは、 関連づけたテーブル間のデータに 矛盾が生じないようにする 参照整合性制約の概要について 解説しました。

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