4つの依存タイプとは何か - Microsoft Projectのチュートリアル

タスクの依存関係には ４つのタイプが存在し、 それによって関係性が異なります。 このレッスンでは、各タイプが どのようなものか説明します。 まず、１つ目、 「終了 ー 開始」という関係です。 ガントチャートで依存関係を設定すると 最初はこの関係に設定されます。 このような関係ですね。 例としては、プログラミングが 終了するとテストが開始できる といったような関係が挙げられます。 ２つ目、 「開始 ー 開始」の関係です。 先行タスクが開始すると、後続タスクも 開始できるという関係になります。 例を挙げると コンクリートをならす作業は コンクリートの流し込み作業が 始まったら開始できる、 このような関係が挙げられます。 ３つ目は「終了 ー 終了」 という関係です。 先行タスクが終了すると 後続タスクも終了するという関係ですね。 例を挙げると、天ぷらうどんを 作る場合を考えて見ましょう。 うどんのゆで上がった時に 天ぷらも揚がっていなければならない という状況があります。 このような場合は「終了 ー 終了」の 関係を使用します。 ４つ目は「開始 ー 終了」の関係です。 先行タスクが開始すると後続タスクは 終了するという関係です。 例を挙げると、入試が始まると 試験勉強を終了しなくてはならない といったようなものが挙げられます。 ちなみに依存タイプには こういう場合はこうなるという 必ずしも決まったルールが あるわけではありません。 その時々に応じて、最適と思われるものを 設定するようにしてください。 続いて、実際に依存タイプを 変更してみましょう。 依存タイプを変更するには 後続タスクをダブルクリックします。 タスク情報ダイアログが表示されるので 「先行タスク」タブをクリックします。 すると、先行タスクの一覧がでてきます。 こちらで依存タイプを変更できます。 現在、「終了 ー 開始」の 関係になっていますが、 これを「開始 ー 開始」の関係に変更して OK を押してみましょう。 このように、スケジュールが 再計算されました。 もう１つ別の方法でやってみましょう。 先行タスクと後続タスクをつないでいる 矢印をダブルクリックします。 すると、タスクの依存関係ダイアログ が表示されます。 こちらで、やはり依存タイプを 「終了 ー 終了」を選択してみましょう。 これで OK…