完璧な指標とは

指標は、測定と達成が可能で、 簡単に理解できるもの でなくてはなりません。 ごまかしが効かず、当然ながら戦略と 結び付いている必要があります。 会社にとって優れた指標は、 全てこの基準を満たしていますか。 そうではないでしょう。 ではどれも役立たずでしょうか。 そんなことはありません。 完璧な指標などありません。 どの指標にも欠陥があります。 それでも良い指標の開発に 努める必要があります。 また、指標が持ち得る弱点を 把握することも重要です。 何度も言うように、決定するのは 指標ではありません。 指標はガイダンスを提供します。 指標を使う時、マネージャーはその弱点を 把握しておく必要があります。 指標は単なる数字です。 時には数字が誤解を招く恐れがあることを 肝に銘じておきましょう。 また、複数のマネージャーが集まった時に よく話題になるのが指標の弱点です。 マネージャーたちが指標の妥当性を検討し、 質と量の両方を考慮した 合理的な決定を下すことが理想です。 ひとつの指標はある側面に過ぎず、 この測定には弱点があります。 なので、多くの組織がより立体的な全体像を 得るために指標システムを利用しています。 優れた指標を開発する難しさを 学んだばかりですが、 ここからは、バランスの取れた 指標システムを開発する際に 考慮すべき内容を見ていきます。 複数の指標が一体となって機能し、 評価対象となる人材や過程、 リソースのより包括的な評価が 得られる指標システムです。