Power Automateの使用を開始する

家を建てる場合には ハンマーやドライバーなど 道具の使用方法を 理解しておく必要があります。 それと同じように Power Automate でも どのような機能が用意されているのか 事前に確認しておくことが重要です。 このレッスンでは Power Automate を自信をもって 使いこなせるようにするための 最初のステップをご紹介します。 まずは Power Automate で使用される言葉、 フローについてお話します。 フローとは、 条件設定に基づいて プログラムが自動的に実行する 一連のアクションを表します。 言い換えればフローは プログラムに対して これが発生したら、これを実行しろという 命令をするものです。 フローはコネクタ、 トリガー、アクションなどの要素で 構成されます。 Power Automate では コネクタを使用することで 様々なアプリ同士を連携して 動かすことができます。 例えば Outlook とフォームを連携して 動かすようなことができます。 コネクタにトリガーと アクションを組み合わせて設定することで 複数のアプリ間で特定の条件に基づいて 一連の処理を実行することができます。 トリガーはこれが発生したら、 という条件設定の部分にあたり、 アクションはこれを実行しろ という命令の部分にあたります。 どちらもフローに不可欠なものです。 コネクタ、トリガー、 アクションという用語の説明は 以上です。 それではフローの作成方法を ご紹介します。 Microsoft 365 のページから アプリ起動ツールを開いて Power Automate を選択します。 左側のメニューで「作成」を選択します。 Power Automate には フローを作成するための ３つの方法があります。 「１から開始」という方法は フローを作成するにあたって どのようなコネクタとアクションを 使えばいいか理解できている場合に 使うと良いでしょう。 用意されているテンプレートを使って フローを作成する場合には、 「テンプレートから開始する」 という方法を使います。 テンプレートは一般的に よく使用されるものが用意されています。 最後に「コネクタから始める」 という方法です。 自動化したいアプリはわかっているけど、 どのようなアクションを使用できるか わからないという場合に 使用すると良いでしょう。 作成したフローは 左側のメニューの 「マイフロー」に保存されます。 まずは Power Automate の レイアウトに慣れるところから 始めましょう。 慣れてきたらフローを作成して 繰り返しの作業を 自動化することができるように なります。 Power Automate を使用して、 ぜひ仕事の生産性を 向上させてください。