Power BIでデータをインポートとする

レポートを作成するには、 その元となるデータが必要です。 レポート上のビジュアルから 洞察を得る準備段階として、 Power BI にデータをインポートする 方法を理解する必要があります。 このレッスンでは Power BI にデータをインポートする方法を ２つご紹介します。 Microsoft Store から Power BI のデスクトップアプリを ダウンロードできます。 Power BI を起動すると、 スタート画面が表示されます。 x で閉じて ワークスペースに進みます。 データをインポートする１つ目の方法は 既存の Excel ブックから インポートする方法です。 今回の例では Excel で準備してある顧客リストを インポートしたいと思います。 画面の上にあるリボンの「ホーム」タブで 「Excel ブック」を選択します。 このレッスンで使う 「顧客リスト.xlsx」というブックは 演習ファイルとして用意してありますので、 ダウンロードして使用してください。 このブックを選択して 「開く」を選択します。 ナビゲーターウィンドウが表示されます。 このブックには 「顧客」というデータテーブルが 含まれていることを Power BI が認識しています。 このデータテーブルを Power BI にインポートしたいので チェックを入れて 「読み込み」を選択します。 インポートが完了しました。 インポートしたデータテーブルが データフィールドに表示されます。 ドロップダウンを使用して 顧客テーブルを展開すると、 テーブルに含まれているフィールドが 表示されます。 左側のメニューで 「データ」ビューを選択すると、 データテーブルの詳細を 確認することができます。 データをインポートする方法の２つ目は Web からのインポートです。 アメリカの各州の人口を Power BI にインポートします。 各州の人口は Web 上で公開されています。 画面の上にあるリボンの「ホーム」タブで 「データを取得」のドロップダウンを 選択して Web を選択します。 データが存在する URL を入力して、 OK を選択します。 次に表示される画面で 「接続」を選択します。 ナビゲーターウィンドウには 指定した Web ページの中から Power BI が検出した すべてのテーブルが表示されます。 テーブルを選択すると、 プレビュー画面が表示されるので、 それを参考に インポートするテーブルを決めます。 今回は「テーブル１」を インポートすることにしましょう。 １列目と２列目のランキングに関する フィールドは不要なので削除しましょう。 「データの変換」を選択すると、 Power Query エディターが開きます。 このエディターで データの編集を行うことができます。 １列目を選択して、 画面の上にあるリボンの「ホーム」タブで 「列の管理」「列の削除」を選択します。 ここの操作を再度行い、 ランキングに関するフィールドを 削除します。 画面の右側に表示されている クエリの設定パネルの 適用したステップボックスには データの変更履歴が表示されます。 先ほどの列を削除したので、 その履歴が表示されています。 変更手順を戻す場合には、 その手順の横にある x を選択します。 これでテーブルを整理することが できました。 編集したテーブルを閉じる前に テーブル名を変更しておきましょう。 左側に表示されている クエリパネルで、 「テーブル１」を右クリックして、 「名前の変更」を選択して、 「州の人口」と入力します。 「閉じて適用」を選択して、 このエディターで行った変更を保存します。 「州の人口」テーブルが データパネルに表示されています。 これでこのテーブルを レポートに使用することができます。 ビジュアルの作成には 適切なデータの準備が必要不可欠です。 どのデータを使用するかを検討して、 Power BI にインポートしてみてください。 Excel ブックや Web 上に公開されている情報など、 Power BI は魅力的なビジュアルを 作成するためのデータ収集を サポートします。