コース: イシューから始めるロジカルシンキング

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イシューをつかむ練習をする:課題編

イシューをつかむ練習をする:課題編

それではイシューをつかむ 練習をしていきましょう。 営業の仕事を始めたばかりのあなたは 営業成績が上がらない、 どうにかしないとと悩んでいます。 この状況下でまずは現状把握と 原因分析のイシューから 出してみましょう。 ここでは一旦ビデオを止めて 5分ほど赤枠の部分のイシュー出しに チャレンジしてみてください。 頭で考えるだけでなく、 ぜひノートやパソコンなどに イシューを書き出してください。 その際、正解、不正解は気にせず できるだけたくさんのイシューを 書き出せると良いです。 それでは解答例を見てみましょう。 現状把握については 顧客訪問数は十分か? といったイシューや、 顧客との信頼関係は築けているか? といったイシューが考えられます。 この時に仮に 顧客との信頼関係が築けていない とわかったとすると、 次に原因分析では なぜ顧客との信頼関係を築けていないのかを 深掘りするイシューを 洗い出せると良いです。 例えば顧客に信頼してもらえないのは 知識が浅いからといったイシューや 顧客に信頼してもらえないのは 顧客の話を聞かないから といったイシューが考えられます。 さらにここで原因を特定できれば、 それをどうやって解決するか という流れで思考していけると良いです。 今回は現状把握、 原因分析、 解決策立案という順番で解説しましたが、 実際にはまずイシューを洗い出し、 次にイシューを構造化し、 最後に優先順位の高いイシューを選び、 そこからイシューの答えを検討していく 流れをとっていきましょう。 このように考えていけば、 結論に飛び付かず、 考えるべきことを 網羅的に考えていくことができます。 イシューを意識しないと、 いきなりこれだ、と決めることになります。 これは結論ありきで 周りからは浅はかな印象を もたれてしまう危険性があります。 一方でイシューを学んだみなさんは 〇〇か、□ □か、 △△か、といった形で イシューを洗い出し、 構造化することができます。 これにより、十分に検討でき、 周りからは思慮深い印象を 持ってもらうことができます。 またイシューを構造化すると、 思考の筋道を作ることができます。 何から考えればいいかわからない と闇雲にもがくのではなく、 思考の地図を作って もう迷わない、 そんな姿を目指していきましょう。

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