コース: Python 入門

入力フォームに自動で入力する - Pythonのチュートリアル

コース: Python 入門

入力フォームに自動で入力する

Selemium を使って 近年注目されている RPA、 ロボティックプロセスアートメーションを 試してみましょう。 入力フォームに自動で入力してみます。 ボトルで作成した Web アプリケーションに ID と名前をプログラムから 入力できるようにしてみます。 入力フォームの ID の name 属性が id であり、 名前の name 属性が name であることを 覚えておいてください。 先に bottle_02 のプログラムを 実行して、 Web アプリケーションを 立ち上げておきます。 Selenium を使ったプログラムを 見ていきましょう。 このプログラムでは find_element_by_name で id と name を見つけて id には send_keys で kanehiro name には和實と送っています。 そして find_element_by _id で btnSubmmit、 Submit ボタンですね。 を見つけて Enter キーを送っています。 そして driver.back で 入力フォームに戻っています。 chromedriver を取得して driver を生成し、 localhost:8080/add に アクセスします。 実行してみましょう。 ブラウザが立ち上がり、 自動で入力されました。 driver.back で 入力フォームに戻っています。 次に複数人の ID と名前を リストから登録する例を見ていきましょう。 driver を生成する部分などは 先のプログラムと同じです。 登録する ID と名前の リストを作成します。 タプルのリストになっています。 そのリストからタプルをひとつずつ取り出し 登録していくわけですが、 id と name と Submit ボタンを 見つけます。 そして id と name をクリアし、 id には send_keys で タプルの id の部分、 name には send_keys で タプルの名前の部分を送ります。 そして Submit ボタンに Enter キーを送ります。 driver.back で入力フォームに戻り、 リストの要素の数だけ 登録処理を繰り返します。 実行して見てみましょう。 順に ID と名前が登録されて いきます。 このプログラムでは入力した ID と名前を表示するだけで 実際の登録は行われないのですが、 入力側を例えば Excel のシートにして Web アプリ側で スクライトベータベースに 登録するようにアプリを発展させれば RPA らしくなります。

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