コース: Python 入門

Jupyter Notebookの使い方を知る - Pythonのチュートリアル

コース: Python 入門

Jupyter Notebookの使い方を知る

Jupyter Notebook の最も便利なところは プログラムを実行しながら、 プログラムの作成ができる点です。 初めて Python でプログラムを 作成するときには、 この確かめながらプログラムを 作成できる機能は とても心強いものです。 では、新しい Notebook を作成して プログラムを作成していきましょう。 New > Python 3 を選びます。 このセルにプログラムを書いていきます。 定番の Hello World から行きましょう。 print("Hello World") と 入力します。 ここで、Ctrl キーを押しながら、 Enter キーを押すと、 プログラムが実行されて、 実行結果が表示されます。 Shift キーを押しながら Enter キーを押すと、 プログラムが実行されるだけではなく、 新しいセルが作成されます。 セルの中で Enter だけを押すと 改行されて続けてプログラムを 入力していくことが できるようになります。 例えば、Hello Python、 そして、Shift Enter を押すと、 Hello World、Hello Python と 表示され 新しいセルが作成されます。 作成した Notebook を保存するには、 File メニューから Save as を選びます。 そして、ファイル名を付けて、 保存します。 例えば、0104 として 保存します。 File メニューから Close and Halt を選ぶと、 Notebook を閉じることができます。 次にプログラムを開きたいときは、 一覧の中から、プログラムを選択して 開きます。 今度はコマンドモードと エディットモードについて 説明しましょう。 水色で表示されている現在の状態が コマンドモードです。 Enter キーを押すと、 セルの中にカーソルが入り エディットモードに切り替わります。 Escape キーを押すと、 セルの中から抜け出し、 コマンドモードになります。 同じ操作はマウスをクリックしても 可能です。 水色になっている状態が コマンドモードです。 コマンドモードでは、 いろいろなショートカットキーが 使えます。 例えば、B キーを押すと、 現在のセルの下に 新しいセルが追加されます。 D キーを続けて押すと、 セルを削除することができます。 上のセルを選んだ状態で C、V と押すと、 いわゆるコピー&ペーストの 操作になります。 L キーを押すと、 行番号が表示されます。 今お見せした操作は、 もちろん Insert メニューや Edit メニューからも 選択可能です。 S キーを押すと、 プログラムを上書き保存し チェックポイントを作成してくれます。 例えば、プログラムを追加した後、 チェックポイントに戻りたいときは、 File メニューから Revert to Checkpoint を 選びます。 そうすると、先ほど S キーで保存した チェックポイントに戻ることができます。 いろいろなショートカットキーが 使えます。 コマンドモードで H キーを押すと、 ショートカットキーの一覧が 表示されます。 どんなショートカットキーがあるのか、 こちらを参考にしていただければと 思います。 Jupyter Notebook を終了するときは、 File メニューから Close and Halt を選び、 Quit ボタンをクリックします。 これでサーバーがストップします。 Jupyter Notebook の 代表的な機能を紹介しましたが、 もちろん他にも便利な機能があります。 それらについては、 プログラムを作成しながら、 少しずつ紹介していきます。

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