コース: Python 入門

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リストを使う

リストを使う

タプル、リスト、ディクショナリの データ構造の中でも、 最もよく使うのがリストです。 リストの特徴を理解するとともに、 イテラブルオブジェクト、 繰り返し可能なオブジェクト、 つまり、繰り返しや値を取得できるような オブジェクト、そういうオブジェクトである リストやタプルを For In 文で 使う方法を身につけましょう。 Jupyter Notebook で プログラムを作りながら、 勉強していきましょう。 リストを作ります。 文字列のリストにしてみたいと思います。 曜日の文字列をリストにしていきます。 Wednesday、 Thursday、 Friday とそれぞれ短縮形で 入力していきます。 (音声なし) まず、作成したリストを print 関数で出力してみます。 角カッコで囲まれたリストが できました。 len 関数を使うと リストの要素数がわかります。 曜日なので、7つあります。 7と返ってきました。 タプルやリストには、インデックスで アクセスすることができます。 角カッコでインデックスを 指定します。 ここで4を指定すると、 Fri (Friday) が返ってきます。 リストもタプルもインデックスは 0から始まるからですね。 次にイテラブルオブジェクトである 特徴を見ていきましょう。 For 文に In 句を組み合わせて使うと、 リストの中から要素をひとつずつ 取り出すことができます。 ここでインデントが自動的に 入っていることに注目してください。 取り出した曜日を ひとつずつ出力します。 そうすると、曜日の短縮形が 順にひとつずつ取り出すことができます。 これがイテラブルオブジェクトであるという 特徴です。 そして、リストは、 ミュータブルです。 ミュータブルというのは、 値を変更できるということです。 インデックスの4を指定して、 値に数字の4を入れてみました。 どうなるか、 print 関数で見てみます。 Friday の短縮形が数字の4に 変わっています。 このようにリストはミュータブルで 異なるデータ型の 値を混在させることが可能です。 Python ではリストを引数に 受けとる関数や リストを返す関数が多くあります。 ですから、ライブラリを使うときにも、 リストが返ってくるケースが多いです。 ですから、リストの理解は大切です。

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